Fandom


ガン・ディフェンダー (Gun Defender) は、漫画『ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム』に登場する架空の兵器群。略して「GD」と表記され、「ジード」と発音する。宇宙世紀0080年代末に地球連邦軍が開発した次期主力モビルスーツ (MS) のトライアル機で、アナハイム・エレクトロニクス社ジェガンとは競合関係にあった。

本項では、アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する予定だったハイパスについても記載する。

GDストライカー 編集

テンプレート:機動兵器 地球連邦軍の汎用型試作MS。

連邦軍の次期トライアル機である「GD」シリーズの内の1機で、GDストライカーはその名の通り攻撃型、いわゆる汎用機として企画された。従来のGM系量産機と比べ機動性を重視した設計となっており、機体背部に4つの大型バーニアを備える。またビーム系装備と実弾系装備をバランスよく配置しており、幅広い任務に対応できるよう設計されていた。機体の設計コンセプトは治安維持と迎撃を主任務としており、主としてコロニー守備隊での運用を想定していた。

元来GDシリーズは次期主力MSのトライアル機として製作された機体で、データ収集の為増加試作機が数機製作された。連邦軍ファクトリー艦「アラハス」にも1機が持ち込まれ、サイド6にてカラードとの実戦テストにも投入されている。

各種テストにおいて機体は良好なデータを出したが、結局連邦軍の次期主力機にはよりコストに勝るアナハイム社製のジェガンが採用された。そのため本機からの直接の後継機は確認されていない。

バンダイ出版発行の「MJ」誌上において、GDストライカーはジェガンとの競作で敗れたハイパス(後述)を新たに改修した機体として設定された。

劇中での活躍
サイド6におけるカラードとの遭遇戦で連邦軍「アラハス」所属のパイロットであるドーシーが搭乗。Dガンダムにライフルを届けるべく出撃するが、その際にガザWガザC改部隊と交戦している。


GDキャノン 編集

テンプレート:機動兵器 地球連邦軍の支援型試作MS。

連邦軍の次期トライアル機である「GD」シリーズの内の1機で、GDキャノンはその名の通り支援型として企画された。往年のガンキャノンジム・キャノン系列の支援機や、ネモIIIの設計思想が反映されてはいるが、ベース機が装甲よりも機動性を重視しているため、本機もそれに漏れず装甲が薄かった。そのため多少バランスが悪くなっている。本来はGDストライカーと同様にコロニーでの運用が想定されており、外壁から上半身のみを露出させて簡易砲台として使用される予定であったという。

本機も次期主力機のトライアル機であったが、量産試作機が数機製作されたのみで量産には至っていない。

劇中での活躍
ダリー・ニエル・ガンズに保護されたアルヴェニシカ・キーストが戦闘の混乱のドサクサに紛れて完成したばかりの本機を拝借、アラハスから脱出するのに使用している。その際にバギ・ドーガに襲われ、瀕死の状態となったサラミスに辿り着くが、運悪くダリーにその場を目撃されてアニーが全滅させたものと誤解を受けてしまい、Dガンダムと交戦、その上で撤退している。


GDバストライナー 編集

テンプレート:機動兵器 設定のみ存在する地球連邦軍の支援型試作MS。

GDバストライナーは一年戦争時に製作された「バストライナー」をリファインするコンセプトで企画された。ほかのGDシリーズ同様連邦軍のコロニー守備隊や治安維持部隊向けの装備としての運用が想定されている。しかし元のコンセプトに忠実であるがために、機体はベースジャバーの上にビーム砲を搭載し、それにGDの素体が組み合わされるという、MSというよりはモビルアーマー (MA) に近い仕上がりとなっている。第一次ネオ・ジオン抗争時にアナハイムが製作したメガライダーよりもバランスが悪く、結局正式採用は見送られた。

ハイパス 編集

アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』に設定のみ存在するMS。

アニメ製作時に出渕裕によって新型量産MSとしてデザインされ、連邦軍側、ジオン側を想定した画稿が存在している。このうち初稿に近い連邦軍側のジム系統の画稿を元にしたモックアップが製作されたが、主役であるガンダム・チームを中心としたストーリーが採用されることとなると、脇役である連邦軍側の量産型MSに活躍の場は無く、ジオン側MSもすでに飽和状態となっていたため、企画上の没案となった。

その後連邦軍の量産型MSの座は、売上が低迷していたテコ入れとして人気MSの金型の再利用を念頭においたMSのデザインコンペが行われた際に、RGM-79R ジムIIと基本的な構造を共有するRGM-86R ジムIIIがデザインされ、そのポジションを担うこととなった。

関連項目 編集

特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC-BY-SA ライセンスの下で利用可能です。