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クラップは、アニメ作品群「ガンダムシリーズ」のうち、宇宙世紀を舞台にした作品に登場する架空の兵器地球連邦軍所属の宇宙巡洋艦である。

本項目では後継艦「スペース・アーク級」についても記述する。 テンプレート:ネタバレ

概要 編集

テンプレート:機動兵器 サラミス級に代わる主力艦艇である。クラップ級の形状は同世代の機動戦艦ラー・カイラム級と似たものとなっており、通常用と戦闘用の二つのブリッジを持つ点も共通している。就役がラー・カイラム級と同時期とあって、長らく地球連邦軍の主力巡洋艦として運用される。6機(1個中隊)のMS運用が可能。

劇中での活躍

劇場版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場。クラップ級1番艦。ルナツーでのネオ・ジオン艦隊の武装解除に参加し、ネオ・ジオン部隊の騙し討ちにあった際に艦長、地球連邦代表団のアデナウアー・パラヤらが戦死したが、反撃でクェス・パラヤ搭乗のヤクト・ドーガを損傷させている。応急修理の上、後にブライト・ノア指揮するロンド・ベル本隊と合流している。

同型艦 編集

ラー・カイム、ラー・キェム、ラー・チャター、ラー・エルム
劇場版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場。第二次ネオ・ジオン抗争においてロンド・ベル隊所属の艦艇。旗艦ラー・カイラムに随伴してネオ・ジオン軍と交戦した。ラー・チャターはアクシズを巡る最終攻防戦で、ラー・カイラムの盾となって撃沈されている。なお、ラー・キェムに関してはラー・ギエムあるいはラー・ケイムとする資料もある。
ラー・ザイム
小説『逆襲のシャア(ハイ・ストリーマー)』に登場するロンド・ベル隊の巡洋艦。艦長はマシアス・テスタ少佐。ラー・カイラムに異動する前にアムロが乗艦していた。スウィート・ウォーター内に艦を入港させ、反連邦セクト・エグムとの戦闘を敢行。結果住民に死者を出す不祥事を引き起こしている。小説の本文と星野之宣のイラストによれば扁平な面を組み合わせた双胴艦として描写されており、映像化されたクラップ級とは艦型が大きく異なる[1]
キャロット、テネンバウム
小説『機動戦士ガンダムUC』に登場。ロンド・ベル隊第三群第一六任務隊に配備されている。ガランシェールを追尾中、袖付きとの交戦により撃沈。

スペース・アーク級 編集

クラップ級の改装艦であるが、放熱板の排除やカタパルトデッキの拡幅化などの設計変更が施され、全長も249mと小型化されているのが特徴である。これらの艦を「クラップ級」と紹介している資料もあるが、機関部下の放熱板が無い等外観に大幅な変化がみられる事などから、スペース・アーク級として分類される場合も少なくない。

スペース・アーク 編集

テンプレート:機動兵器 アニメ映画『機動戦士ガンダムF91』に登場。練習艦として運用され、原型艦であるクラップ級の進宙後30年以上経過しており、クロスボーン・バンガードの戦艦と比べて相当見劣りするが、サナリィの最新鋭機であるF91の運用に耐える設備を持っていた。

F91の運用試験のためフロンティアIコロニーを訪れていたところをクロスボーン・バンガードの襲撃に巻き込まれる。シーブック・アノーたち難民を収容する一方、レジスタンスの拠点としての役割も担い、かつてのホワイトベースのように新兵と徴用民間人ばかりの艦ではあったが、無事にフロンティアIコロニーを脱出した。艦長代行はレアリー・エドベリ

搭載MS


ブレイウッド 編集

機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91』に登場。アナハイム・エレクトロニクス社所有の民間船である。元のスペース・アーク級より更に小型で、全長は160mほどとなっている。シルエットフォーミュラプロジェクトに関連する試作MSを搭載し、運用試験を実施していた。連邦軍の輸送艦コロンブスを模した偽装が施されている。民間の所有物であるため、武装などの施されていない非武装船であるが、後にメガ粒子砲を隠し持っている事が判明した。元連邦軍大佐であるアイトール・ホルストが指揮を執る。

搭載MS

リーンホース 編集

テンプレート:機動兵器 TVアニメ『機動戦士Vガンダム』に登場。リガ・ミリティアに協力した連邦軍のうちのひとつで、開戦初期にアイルランドのロンドンデリー駐屯地よりリガ・ミリティアに派遣され、カミオン隊に合流している(小説版ではアレキサンドリア級)。

原型艦であるクラップ級の進宙から60年が経過しているため、ザンスカール戦争時には旧式艦とされていた。老朽化していたが、リガ・ミリティアの中核として各地を転戦した。カイラス・ギリー攻防戦では攻撃部隊の中核となって奮戦するも大破。大改修が行われリーンホースJr.となった。

艦長は連邦軍所属のロベルト・ゴメス大尉。

リーンホースJr. 編集

テンプレート:機動兵器 TVアニメ『機動戦士Vガンダム』に登場。カイラスギリー攻略戦で損傷したリーンホースとガウンランドを鹵獲したスクイード1の主艦体に載せるような形で大改修したもので、単独でも大気圏突入・離脱を行うことができるという、最新艦艇と比較しても遜色のない高性能を誇る機動戦艦となった。

主な兵装は2連装メガ粒子砲6基(旧リーンホースもしくはガウンランドのものが両舷上下に各1基、旧スクイード1のものが艦底に2基)、MSカタパルト3基(旧リーンホース艦首部に1基(艦尾には着艦専用デッキ)、旧スクイード1のものが艦底左右に各1基)、本体舷側部左右に装備された3連装対空機銃、艦首ビームシールドを前方に収束展開して突撃するビームラムがある[2]

エンジェル・ハイロゥ攻防戦では、被弾した左舷エンジンを切り離した後、乗員である老人たちが若者に未来を託して敵戦艦アドラステアにビームラムで特攻をしかけ、それを阻止しようとしたMS部隊の猛攻撃によって艦橋を破壊されながらも敵艦を巻き込んだ大爆発によってモトラッド艦隊を全滅させた。

搭載MS


キャリー・ベース 編集

ゲームソフト『SDガンダム GGENERATIONシリーズ』に登場。初登場はPSP『SDガンダム GGENERATION PORTABLE』。艦体色はオレンジ色。初めて実戦に参加する部隊に対し与えられる練習艦という設定。

初期搭載MS

下記の初期搭載機は初出作である『SDガンダム GGENERATION PORTABLE』のもの。

脚注 編集

  1. 小説の雑誌連載当初、映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の構想は始まっておらず、クラップ級の設定自体も存在していなかった。
  2. ゲーム「スーパーロボット大戦シリーズ」では、ハイパー・メガ粒子砲が搭載されている

関連項目 編集

en:Clop_class_cruiser
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