Fandom


ベースジャバーは、 アニメ作品群「ガンダムシリーズ」のうち、宇宙世紀を舞台とする作品に登場する架空の兵器モビルスーツを載せて飛行させるためのサブフライトシステム(SFS)である。

ここでは宇宙用SFSであるゲターも併せて解説する。

概要編集

機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』の機体と『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場する機体は、名称が同じだけで別の兵器である。

前者はグリプス戦役時の地球連邦軍制式機で、ティターンズが使用した大気圏内用SFSである。

機体上面にMS2機を搭載可能なホバークラフトで、機首下に全周射界を持つ対地対空兼用のメガ粒子砲塔を1基備えている。最大速度はマッハ0.83。ホバークラフトにも関わらず、かなりの高空まで運用が可能。また、メガ粒子砲によってMS離脱後も戦闘機的に運用される。従来、本機は無人機であると言われてきたが、『ΖΖ』での描写から、胴体前部にコクピットを持った有人機であるのが判明している(無論、MS側からの無人操縦も可能であった)。

ネオ・ジオンと改称したアクシズも、鹵獲した本機を運用した。『ΖΖ』35話でラカン・ダカランの乗る本機は、後のアインラッドに先んじて潜水を行っており、短時間の水中航行能力があるのが確認されている。

後者は第二次ネオ・ジオン抗争に地球連邦軍及びロンド・ベルが使用した宇宙用SFSである。MSの行動半径を3倍に伸ばすブースターで、完全にMS輸送に特化しており非武装である。機体上下へ各1機のMSを搭載可能。有人コクピットも備わっているが、基本的にはMS側から操作される無人機である。

『逆襲のシャア』では、ベースジャバーはゲタという愛称でも呼ばれており[1]、劇中でアムロ・レイがベースジャバーをそのように呼ぶ場面がある。小説『ベルトーチカ・チルドレン』での描写によれば、ネオ・ジオンが用いるシャクルズに対しても、「下駄」(ゲタ)と呼ぶことがパイロットの間で広まっているとされる[2]。漫画版では「ベースジャバー」になっている。

ゲター 編集

『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場。 グリプス戦役時の地球連邦軍制式機で、ティターンズが使用した宇宙用SFSである。

板状のフォルムを持った宇宙仕様のベースジャバーと言った趣の機体である。ただし非武装の無人機であり、機体規模もやや小さいため、主にMS単機で運用される。単機専用のシャクルズと違い、MS2機を搭載可能なだけのサイズはある。シャクルズと比較すると機体規模が大きい分推進剤搭載量が多く、航続距離は長い反面、俊敏性はやや劣る。

MS搭載の際に機体を固定するラッチ類は見当たらないが、劇中でボリノーク・サマーンが本機の上に仁王立ちしたまま戦闘していた所を見ると、何からの機体固定装置が搭載床部に装備されていると思われ、激しく機動してもMSが振り落とされる心配はない。

後に、ネオ・ジオンと改称したアクシズも使用した。

脚注 編集

  1. 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 劇場版』 学習研究社別冊アニメディア〉、1988-04-10、78頁。
  2. 富野由悠季 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』 角川書店角川文庫〉、1988-02-20、初版、92頁。ISBN 4-04-410109-4
特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC-BY-SA ライセンスの下で利用可能です。