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新機動戦記ガンダムW
Endless Waltz
ジャンル ロボットアニメ
OVA
監督 青木康直
アニメーション制作 サンライズ
話数 全3話
コピーライト表記 ©1995、1997 創通・サンライズ
映画:新機動戦記ガンダムW
Endless Waltz 特別篇
監督 青木康直
制作 サンライズ
封切日 1998年8月1日
上映時間 90分
コピーライト表記 ©1995、1997、1998 創通・サンライズ
テンプレート使用方法 ノート
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ポータル アニメ

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』(しんきどうせんきガンダムウイング エンドレスワルツ)は、ガンダムシリーズOVA(オリジナルビデオアニメ)で、『新機動戦記ガンダムW』の続編として1997年に全3話が制作された。後に再編集され、追加映像を加えた『特別篇』が劇場公開された。ガンダムシリーズで初めて宇宙世紀以外の世界観を舞台にしたOVA作品でもある。

作品概要 編集

TVシリーズでのコロニーと地球の戦争から1年後の世界に再び起こった戦争を舞台に描く。TVシリーズ『新機動戦記ガンダムW』に登場していた主要MS(モビルスーツ)は本作においてもそのまま引き継がれているが、大河原邦男がデザインした5機の主役ガンダムについては、設定上は同一の機体だが、カトキハジメ石垣純哉らによってデザインの一新がなされている。また、それに伴いプラモデルや設定資料等における名称も変更されている。

本編にはデュオが量産モビルスーツの戦い方からパイロットがトロワだと見破る場面や宇宙でゼクスが抵抗するも敵機を地球へ降下させるのを許してしまう場面など、TVシリーズを踏襲した場面、描写も数多く存在する。また、TVシリーズで一度流された五飛の目の前で盾に取られたL5コロニーが自爆する場面の回想でも、アルトロンガンダムがEndless Waltz版に描き替えられている。

物語 編集

かつての戦いから1年。全ての武力を放棄して平和への道を進む世界に対し、トレーズ・クシュリナーダの実子を名乗る少女マリーメイアを頂く、コロニー組織の黒幕であったバートン一族が地球圏支配を狙って「真の」オペレーション・メテオを再び画策。彼らは、放棄された筈のMSリーオー他旧式戦力に新型MSサーペントを加えての武力侵攻と、平和の象徴でもあるリリーナ・ドーリアンを拉致し、地球圏へ宣戦布告を行った。

特務機関プリベンターを組織して、亡きトレーズの意思を継ぎ地球圏の平和維持に当たっていたレディはノインやポォと共に事態の収拾を図るが、対応に追われていたレディの前に「火消しの風・ウインド」を名乗るゼクスが現れ、プリベンターとして活動する権限と封印されたトールギスIIIを貸し与える様に願い出た。そして同じく、マリーメイア軍の暴挙に対抗すべくヒイロとデュオも行動を開始し、カトルも先の戦いの終結後、太陽に向けて飛ばすことで廃棄予定であったガンダムの封印を解く。しかしその前に立ちはだかったのはマリーメイアの軍門に下ったトロワ、そしてガンダムパイロットの中でただ1人ガンダムを手放していなかった五飛だった。マリーメイア側についた五飛は、一年前にあれほどの戦火を体験したにもかかわらず、何も変わらない人々に業を煮やし、自らもトレーズとの決着と、戦いそのものへのこだわりから抜け出せないでいた。

敵のふりをしていたトロワの手を借り、マリーメイア達のコロニー落としを阻止したものの、サーペント部隊はすべて地球へ降下してしまう。一足先にウィングガンダムゼロを受領したヒイロだが、再び五飛が戦いを挑んでくる。しかし、過去に悲劇に苦しむヒイロは敢えて五飛の一撃を受け、海へと落ちた。トロワ達は「オペレーション・メテオはこうあるべき」と、廃棄される筈だった4機のガンダムに搭乗し、地球に降下しマリーメイア軍の大部隊に挑む。ゼクスとノイン、デュオ、トロワ、カトルはマリーメイア軍の圧倒的な物量を前にしながら、以前と異なりパイロットを殺さないという困難な戦いに挑み、徐々に追い詰められていく。

そこに到着したヒイロは、半壊した機体に一斉攻撃を受け続けながら、ひたすらマリーメイア軍の指令部をツインバスターライフルで撃ち続ける。負け続けながらも、真っ向から戦う彼らの姿勢に打たれた人々は、自ら立ち上がり平和を望む声を上げる。それを見た五飛は、平和は武器を持たず立ち上がることによって勝ち取るものだと、自らのこだわりにピリオドを打つ。そしてヒイロは、バートンに傀儡として祭り上げられていたマリーメイアを弾の無い銃の引き金を引いて「殺し」、表舞台から降ろすことで、地球圏における戦争の歴史に真の幕を引いた。

主要登場人物 編集

(『特別篇』のキャストも同一)

登場主要兵器 編集

各話リスト 編集

  1. 静かなる軌道(サイレント・オービット)
  2. 過ぎ去りし流星(オペレーション・メテオ)
  3. 永遠への回帰(リターン・トゥ・フォーエヴァー)

スタッフ 編集

主題歌 編集

関連作品 編集

劇場版 編集

OVA版のヒットを受けてOVA版全3話を劇場公開用に再編集し、OVAでは無かった新作カットを多数挿入して1998年8月1日に劇場版『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇』(しんきどうせんきガンダムウイング エンドレスワルツ とくべつへん)として全国松竹系映画館で『機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート』と同時上映された。また劇場公開日当日はガンダム20周年記念イベントガンダムビッグバン宣言がパシフィコ横浜で開催され、上映映画館とこのイベント限定で1/144HGウイングガンダムゼロ(クリアー版)が販売された[1]。 CS放送局は勿論のこと、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』や『機動戦士ガンダム00』の放送開始に合わせ、毎日放送(関西ローカル)でも繰り返しオンエアされた。

主要スタッフ

漫画版 編集

劇場版の公開に合わせて、ときた洸一の作画でコミックボンボンに連載。本筋には直接関係ないが、OVA版のリリース中にときたが手掛けていた『新機動戦記ガンダムW BATTLEFIELD OF PACIFIST』の設定を反映したシーンが存在する。

小説版 編集

本作の脚本を担当した隅沢克之によるノベライズ作品。講談社から新書版で出ていたが、2007年10月に角川スニーカー文庫で加筆・訂正の上文庫化された。TV版で設定が起こされながら描かれることがなかった各主要人物の過去(デュオ・マックスウェルの名前の由来、五飛が自身の機体を「ナタク」と呼ぶ理由、カトルとマグアナック隊の出会いなど)が語られており、新機動戦記ガンダムW EPISODE ZEROで漫画化されている。

『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 上巻』 ISBN 4-06-330405-1 講談社 1997年4月
『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 下巻』 ISBN 4-06-330406-X 講談社 1997年7月
『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz(上)』 ISBN 978-4-04-473401-5 角川書店 2007年10月
『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz(下)』 ISBN 978-4-04-473402-2 角川書店 2007年10月

脚注 編集

  1. イベントは2回行われたが、前売り全席指定にも関わらず1回目の来場者にプラモデルを全部売ってしまい、劇場に行かず2回目に参加した人が全く買えないアクシデントが発生した。この事について富野由悠季が謝罪する場面があった。

関連項目 編集

ar:التقرير المتنقل الجديد جاندام وينج: إندليس والتز

en:Gundam Wing: Endless Waltz fi:Shin kidō senki Gundam W – Endless Waltz ko:신기동전기 건담 W Endless Waltz nl:Gundam Wing: Endless Waltz zh:新機動戰記GUNDAM W 無盡的華爾茲

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