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機動戦士ガンダムSEED ASTRAYの登場人物(きどうせんしガンダムシード アストレイのとうじょうじんぶつ)では、アニメ機動戦士ガンダムSEED』の公式外伝『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY(B及びR含む)』、『機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY』、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』、『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY』、『機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS』、『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』に登場する架空の人物を列挙する。

各人物の登場作品の並びは、ASTRAY | X ASTRAY | DESTINY ASTRAY | Δ ASTRAY | FRAME ASTRAYS | VS ASTRAYとし、登場作品は○、未登場は-とする。また、年齢は初登場時であり、作品の行により年齢は変化する。

なお、各人物のは、店頭公開映像『プラモーション』及びPS2ソフト『機動戦士ガンダムSEED 終わらない明日へ』、『SDガンダム GジェネレーションSEED』、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E.」の出演者である。

テンプレート:ネタバレ

民間人 編集

ジャンク屋 編集

ロウ・ギュール 編集

テンプレート:独自研究

声:小野坂昌也
【性別:男性・ナチュラル / 年齢:18歳 / 所属:ジャンク屋組合 / 搭乗機:ミストラルレッドフレームレッドフレーム改ザウート / 登場作品:○|○|○|○|○|○】
第1作『ASTRAY』の主人公で、全作に登場。ジャンク屋組合の一員。かなりのメカ好きで、ジャンクであれ武器であれ物を大事にする。ナチュラルであるが、コーディネイターに偏見を持っていない。
当初はミストラルに搭乗していたが、崩壊後のコロニー・ヘリオポリスにおいて、偶然、ブルーフレーム及びレッドフレームを見つける(同時に、ゴールドフレームの右腕も見つけている)。その際、証拠隠滅のためにやってきた傭兵の叢雲劾と交戦状態になり、ブルーフレームに搭乗し、これを応戦するも苦戦する。しかし、劾の依頼主が劾ごと証拠隠滅を図るために来襲したため、劾は任務を放棄し、ロウはレッドフレームに搭乗し、劾達と共にこれを撃退する。戦闘後、ブルーフレームを劾に譲り、ロウはレッドフレームを搭乗機とした。
その後、劾も認める悪運の強さで幾度となく危機を乗り切り、ケナフ・ルキーニからは興味を持たれる事になった。また、コロニー・グレイブヤードの住人である蘊・奥から技術と活人剣を受け継いだ。ロウにとってMSとは単なる兵器では無く、人を活かすための機械である(ASTRAYは「邪道・王道を外れたもの」の意味だが、この場合は人を活かすための機械=兵器としては王道を外れたものと言う意味も込められている)。曰く、「俺はジャンク屋だ、人殺しはしねぇ」。
本来、ロウはナチュラルであるためにMSは扱えないが、レッドフレームに試験的に搭載されたナチュラル用OSと、人工知能を持ったコンピューター「8」のサポート、そして彼が持つ天性のセンスによって操縦している。その操縦データはM1アストレイのOS開発にも活用されている。また、非常に高い技術力及び発想力を持っており、独自にMSの改修や様々なオプションパーツの開発、運用を行っている。ブルーフレームセカンドLアウトフレームドレッドノートイータもロウが改修を行った。搭乗機のレッドフレームにも、幾つかの奇抜な自作装備が存在しており、レアメタルを丸ごと使用した全長150メートルのMS用日本刀「150ガーベラ」を製作した。
「戦うジャンク屋」として様々な事件に裏で関り、C.E.の歴史上に大きな影響を与える事も多く、シリーズ全体を通しての主人公であるともいえる。
『SEED』の小説版では、ロウ達がオーブを訪れた際、オノゴロ島に潜入しモルゲンレーテ社の制服を着ていたクルーゼ隊のアスラン・ザラ達と遭遇し、第2ドックへの道を尋ねている(ロウ達は「外来者らしい3人組」となっている)。また、ロウがレッドフレームのフライトユニット試験中に、オーブでストライクイージスの交戦に遭遇し、中破したストライクから、非常用シャッターをこじ開けて重傷を負ったキラ・ヤマトを救助している(ロウは「ジャンク屋の男」となっている)。ラクス・クラインアンドリュー・バルトフェルドも助けていることからSEED本編の影の功労者でもある。
『FRAME ASTRAYS』に於いても重要な位置にいたが、暴走したルカス・オドネルに至近距離から銃弾を受ける。しかし、その後、全身に包帯を巻いた姿でレッドフレームを操縦して登場した。
『VS ASTRAY』では久々にメインキャラクターとして復活。かつての師匠でもある蘊・奥率いるライブラリアン所属の機体に襲われるが、天性の悪運とメカニック知識によってその場を退ける。その後、蘊・奥が置いていった日本刀タイガーピアスを装備、そして自分の知りうる限りの知識を全て注ぎ込んだ「レッドフレーム改」を完成させ、ライブラリアンとの戦いに挑む。モチーフは 布袋寅泰
いわゆる「ガンダム顔」のMSを「アストレイ」と呼ぶ。(キラ・ヤマトが「ガンダム」と呼ぶのと同様)

山吹樹里(ヤマブキキサト) 編集

声:豊口めぐみPS2ソフト『SDガンダム GジェネレーションSEED』/倉田雅世(プロモーションビデオ『ガンダムSEED MSV』)
【性別:女性・ナチュラル / 年齢:16歳 / 所属:ジャンク屋組合 / 搭乗機:キメラ、プロトラゴゥ / 登場作品:○|○|○|○|○|○】
『ASTRAY』に初登場。でロウ・ギュール達と行動を共にするジャンク屋組合の一員。自分に自信が持てない臆病な性格で、物事をマイナスに考えがちである。そのため、常にロウの突拍子も無い行動に振り回されている。しかし、ロウの事を誰よりも心配しており、ゴールドフレーム天との戦闘でロウがピンチに陥った際、彼を救うために勇気を振り絞って出撃する一面もある。
ファーストコーディネイターであるジョージ・グレンの大ファンであり、彼に関連するグッズのコレクションを趣味としているが、リ・ホームの艦長キャプテンG.G.として甦ったジョージが自身の想像とあまりにかけ離れた性格であったため、これを本物と認めておらず、なにかときつくあたっている。
ジェネシスαの接収後、ロウと共に火星に旅立った。
『DESTINY ASTRAY』で地球圏に帰還した後も、ロウと行動を共にしている。

リーアム・ガーフィールド 編集

声:速水奨
【性別:男性・コーディネイター / 年齢:20歳 / 所属:ジャンク屋組合 / 搭乗機:キメラ、ワークスジン / 登場作品:○|○|○|-|-|○】
『ASTRAY』に初登場。ロウ・ギュール達と行動を共にするジャンク屋組合の一員。組合の中でも珍しいコーディネイター。双子の兄シニスト・ガーフィールドはナチュラルであり、コーディネイターとナチュラルの架け橋になる事を望まれて生まれた特殊な出生の持ち主である。そのため、コーディネイターとして生きる事にこだわりをもっている。
理知的な性格の常識人で、自身の理解を超えた行動をとるナチュラル、主にロウ観察を日課としている。イージスとの戦闘で重傷を負ったキラを、マルキオ導師と共にラクス・クラインの元へ運んだ。
ロウが火星に旅立った後、フェイズシフト装甲の民間転用やユニウス条約に伴う兵器解体事業を成功させ、ジャンク屋組合の組合長に就任した。

プロフェッサー 編集

声:進藤尚美(PS2ソフト『SDガンダム GジェネレーションSEED』)/折笠愛(プロモーションビデオ 『ガンダムSEED MSV』)
【性別:女性・ナチュラル / 年齢:不明 / 所属:ジャンク屋組合 / 登場作品:○|○|○|○|-|○】
『ASTRAY』に初登場。ロウ・ギュール達と行動を共にするジャンク屋組合の一員。ナチュラルである以外、過去の経歴や本名、年齢などは一切不明である。非常に頭脳明晰な美女であり、G.G.ユニットをリ・ホームの管制コンピューターと接続して復活させるなど、常人とはかけ離れた思考を持っている。
エリカ・シモンズとは親友の間柄であり、彼女を通じて様々な情報を得ている。
ロウが火星に旅立った後も、ジャンク屋組合に残り、活動している。

8(ハチ) 編集

【所属:ジャンク屋組合 / 登場作品:○|○|○|○|-|○】
『SEED ASTRAY』などに登場。ロウ・ギュールが宇宙空間を漂流していた宇宙戦闘機から発見した人工知能搭載コンピュータ。発見時に付いていたパネルから辛うじて「8」の数字が読み取れたため、ロウによって「ハチ」と命名された。
自分自身の意思を持ち、アタッシュケースサイズのボディに付いたディスプレイに文字や画像を表示したり、様々なビープ音を鳴らすことで人間とコミュニケートする[1]。ところが肝心の構造に関しては、天才的なメカのセンスを持つロウですらブラックボックスとの結論に至っている。
システムとリンクさせるとモビルスーツを操縦することもできるため、ロウは8のサポートを受けることでナチュラルでありながらアストレイ レッドフレームの操縦が可能となった。一方、C.E.世界ではすでに主流となっている量子コンピュータを支配してしまうコンピュータウイルスを操るゲル・フィニートと交戦した際、8は影響を全く受けずに撃退できたため、前時代的な回路だということは判明したが謎は多いままである。
『SEED ASTRAY』の終盤でロウが火星に行くと決めた際は同行を拒否しストライキを起こした。そうして『DESTINY ASTRAY』ではジェス・リブルへ託され地球に残ったが、それから『Δ ASTRAY』にかけてロウが地球に戻ってからは再びコンビを組み行動を共にしている。

キャプテンG.G.(ジョージ・グレン) 編集

声:堀秀行
【所属:ジャンク屋組合 / 登場作品:○|○|○|-|-|○】
『ASTRAY』に初登場。人類初のコーディネイターであり、ファーストコーディネイターと呼ばれたジョージ・グレン本人。C.E.53年に暗殺されているが、その時、脳には損傷を受けておらず、脳死に至る前に「ジョージ・グレン友の会」によって脳髄のみが冷凍保管され、保管装置は「G.G.ユニット」と呼ばれていた。
G.G.ユニットは、ジョージを崇拝するモンドにより保管されていたが、エヴィデンス01を間近で見るためにジャンク屋のロウ・ギュール達に同行していた際、ブルーコスモスの刺客による銃撃からエヴィデンス01を身を挺して守り、命を落とす寸前にロウ達の手に託された。その後、プロフェッサーによって蘇生され、補給艦リ・ホームのメインコンピューターと接続された事で、ジョージはホログラム艦長「キャプテンG.G.」として生まれ変わった(この事実は一般的には全く知られていない。所在が露見した場合、プラント・地球連合両陣営による熾烈な争奪戦が発生し、ロウ達も極めて危険な立場となるため、厳重に秘匿されている)。この時、コーディネイターと名付けた理由をロウ達に語っており、コーディネイターは「遺伝子の調整を受けた者」では無く、「人類と新人類の架け橋となる調整役を務める者」である事を明かした。
ナチュラル、コーディネイターを問わず、高いカリスマを持っていたジョージだが、実際の性格は一般の見解とは裏腹に陽気でお調子者であり、本人曰く、生前の自分に欠けていた「笑い」のセンスを磨きたいらしい。この事からジョージのファンであった樹里には、未だに本人である事を認めてもらえずにいる。
DSソフト『スーパーロボット大戦W』では、『機動戦艦ナデシコ』の木星連合と接触した際、ゲキ・ガンガー3のアニメディスクを渡しているが、これは彼等との接触による緊張から、間違って渡してしまったものである。獅子王凱は、ギャグのセンスはマキ・イズミ以下と語っている。

ユン・セファン 編集

【性別:女性・ナチュラル / 年齢:18歳 / 所属:モルゲンレーテ社ジャンク屋組合 / 搭乗機:ユン専用レイスタ / 登場作品:-|-|○|-|-|○】
『DESTINY ASTRAY』に初登場。元モルゲンレーテの技術者で、エリカ・シモンズの部下だった。コズミック・イラ71年のオーブ防衛戦の時にアストレイシリーズの設計に使用されたモバイルサイズの量子コンピュータ5機[2]を持って戦艦「クサナギ」に乗り込む予定だったが、極度のおっちょこちょいのためにトラブルが連発し、遅刻して取り残された。その後はモルゲンレーテ跡地にやってきたコバヤシマル・ジューゾー率いるジャンク屋組合(ギルド)に助けられ、そのままギルドに在籍することとなった。
技術者としての腕は確かで、量子コンピュータたちの力を借りて作業用モビルスーツMWF-JG71 レイスタの設計をしている。設計者だけあって、自分用にカスタマイズしたレイスタ(ユン専用レイスタ)を所有している。
普段は身だしなみに全く気を使わないが、ドレスアップすると別人と言える程の美しさを見せる。この事に関しては、ジャンク屋組合のプロフェッサーに色々と言われていたからであるらしい。

コバヤシマル・ジューゾー 編集

【性別:男性・ナチュラル / 所属:ジャンク屋組合 / 登場作品:-|-|○|○|-|-】
『DESTINY ASTRAY』に初登場。ジャンク屋組合に所属するジャンク屋の中年で、髭面にヘルメットがトレードマーク。同業者であるロウとも付き合いが長く、ギガフロート建造や、ジェネシスαの改造にも一役買っているようである。親分肌で面倒見の良い性格で、ジャンク屋のメンバー達からも「親分」と慕われている。
コズミック・イラ71年のオーブ防衛戦の後、戦後処理をすべく荒廃したオーブに訪れ、生き残った人々に援助物資を配給していた際、取り残されて途方に暮れていたユン・セファンを発見し、彼女をジャンク屋組合に勧誘した。
『Δ ASTRAY』にも、ジャンク屋メンバーを率いてロウに協力。中破していたデルタアストレイの修理を行った。

情報屋、ジャーナリスト 編集

ケナフ・ルキーニ 編集

【性別:男性 / 年齢:不明 / 職業:情報屋 / 搭乗機:ゲルフィニート / 登場作品:○|○|○|○|-|-】
『ASTRAY』に初登場。裏社会で暗躍する謎の情報屋。冷やしたポッキーを常食にしている。卓越したハッキング技術を駆使し、勢力を問わず様々な情報を集めて売りさばいている。
極度の自信家であり、自らがもたらした情報によって世界が動く事を何よりの快楽とする反面、自身の情報操作や予想を覆す者には強い関心を示し、その命運をもてあそぼうとする。かつて尊敬していた人物がいたが、その人物が「家族を守る」と言う理由で死んだときから情を切り捨てるようになった。マティスとは対立関係にあり、行方を晦ましていた時にはロンド・ミナ・サハクの元に身を寄せていた。ゲル・フィニートに乗ってロウと劾の前に現れた事があるが、その後、ルキーニがロウに接触した際はロウはルキーニの事を覚えていなかった。ジェスの真っ直ぐな目は苦手としている。『Δ ASTRAY』では、「久しぶり」、「相変わらずだな」と語っている。『ASTRAY R』では、プロフェッサーが「昔付き合ってた情報屋」と、過去に情報屋と付き合っていた事を明かしている。
ラウ・ル・クルーゼには、地球連合軍が開発したG兵器の情報をリークしている。

ジェス・リブル 編集

声:うえだゆうじ
【性別:男性・ナチュラル / 年齢:20歳 / 職業:フォト・ジャーナリスト / 搭乗機:レイスタアストレイ アウトフレームアウトフレームD / 異名:野次馬バカ / 登場作品:○|-|○|○|-|○】
第3作『DESTINY ASTRAY』の主人公[3]ナチュラルのフォト・ジャーナリストで、この世界でも珍しいモビルスーツに乗ったカメラマン。SEED本篇でアークエンジェル隊がバルトフェルド隊を打ち破った頃、まだ生身で行動していたある日にザフトのMS部隊と傭兵部隊サーペントテールの戦闘を偶然撮影し[4]、とりわけアストレイ ブルーフレームの姿に目を奪われたことで「MSの視点から被写体を撮る」という思いを抱きMSの操縦技術を習得した。性格は熱血で、あまり考えずに現場に飛び込んでしまう。「自分の見た真実をみんなに伝えたい」という使命感を持っている。その為、取材対象に強く入れ込んでしまいがちである。ウワサや、ほかの報道が間違っている場合、特に強く反発する。自分では、絶対にウソをつかないと誓っている。
マティアスの依頼でジェネシスαの取材に行った際、叢雲劾達に捕らえられるが、ロウ・ギュールと意気投合しアストレイ アウトフレームを譲り受け、人工知能を持ったコンピュータ「8(ハチ)」も借りることになった。
乗機のアウトフレームを駆り、MSサイズのカメラ(ガンカメラ)で戦争の決定的瞬間を狙い、真実を追う。
特に頭脳明晰でも優れたモビルスーツの操縦技術をもっているわけでもないごく平凡なナチュラルの青年に過ぎないが、どこまでも真実を追い続け見通すという信念を貫く様は、彼に関わった人物に大きな影響を与えている。

マティアス 編集

【性別:男性・ナチュラル / 登場作品:-|-|○|-|-|-】
『DESTINY ASTRAY』に登場。ジェス・リブルカイト・マディガン、サーペントテールにたびたび取材やその護衛などを依頼をしている男性。普段から女言葉で話すのは、幼い頃より「一族」と呼ばれる組織の中で女装して育った影響であるらしいが、本人はオカマではなく「紳士」と自称している。
プレア・レヴェリーやセトナ・ウィンタースなどの複雑な過去を持った者たちを保護していたことがある。
その正体は人類の幸福のため世界を影から操ってきた「一族」と呼ばれる組織の末裔。本来は一族の次期党首であったが、妹のマティスに男性であることを見抜かれ、女系組織である一族内での権限を喪失。一族から追放された。その後、独力で一族に匹敵する組織を作り上げ、一族のやり方とは別の方法で人類の幸福を追求している。
ジェスらとの出会いのうちに、一族がいなくても人類が生きていけることを確信。一族を滅ぼすため自ら乗船していた船を自爆させ、マティスと共に爆死した。

ベルナデット・ルルー 編集

【性別:女性・コーディネイター / 年齢:22歳 / 所属:プラント / 登場作品:-|-|○|-|-|-】
『DESTINY ASTRAY』に登場。ジェス・リブルと同じく、ジャーナリストである。しかし、彼女はプラントの正式な報道機関の者であり、非常に有能な人材として有名(ただしそれは、「プラント政府にとって都合の良い報道をしてくれる」と言う意味のもとでだと思われる)。正式なジャーナリストなのか、コーディネイター故なのかは不明だが、フリーでナチュラルであるジェスの事を内心では馬鹿にしている節がある。
かなり背が高く、本人は結構気にしている。実は仕事のしすぎで視力が低下しており、普段はコンタクトで1人でいる時か心を許した人の前でのみメガネをかけている(漫画版最終刊でメガネをかけた設定イラストあり)。
南米独立戦争時に負傷したエドワード・ハレルソンを密入国させたと言うことで反逆罪に問われ、連合に引き渡されるはずだったが、プラントの事情を知りすぎていたことで、シャトル内で不慮の事故という方向で証拠隠滅されかかる。しかし、ジャン・キャリーやイルド・ジョラール等の介入によって、最終的にはエドと同様に救出され、アメノミハシラに身を寄せる事になる。なお、このエドを匿った件に関しては、プラント政府から正式な許可を得ており、本来は不問となっていたはずのものであった。実際のところ罪状は身柄拘束の為の口実に過ぎず、彼女がデュランダルの意に反した取材を行おう(その場ではデュランダルは許可を出したが、その後で彼女の身柄を拘束している)とした事が原因である。
その後、ケナフ・ルキーニによって、あらゆる情報収集の技術を教わり、ルキーニ自身も驚愕するほどの才能を発揮している。信じていたプラントやザフトに予想以上の裏切りの仕打ち受けたベルナデットの精神はやつれ切っていたが、真実をひたすら追究し続けるジェスの存在が、彼女を再起に導いている様である。名前の由来は『オペラ座の怪人』の作者より。

その他の民間人 編集

蘊・奥(ウン・ノウ) 編集

【性別:男性・ナチュラル / 年齢:不明 / 職業:剣豪 / 搭乗機:バクゥウン・ノウ専用ジン / 登場作品:○|-|-|-|-|-】
『ASTRAY R』に登場。現在は廃棄コロニーとなっている居住衛星グレイブヤードの住人。年老いてはいるが生身でMSの腕を切り落とし、レッドフレームのビームサーベルと生身でチャンバラをして、逆にビーム刃部分を切り落とすほどに熟練した技量を持つ剣豪で、ナチュラルでありながらMSの操縦も出来る「とんでもないスパルタ爺さん」。
彼のジンはスクラップを修復したものであり、搭載されているOSも当然コーディネイター用だが、彼はそのOSの「剣を振り下ろすモーション」のみを使用することでナチュラルでありながらジンの操縦を可能としている。その操縦の腕はかなりのもので、スクラップを修理した程度のジンで複数機の連携を行うコーディネイターの特殊部隊の乗ったゲイツと互角に渡り合うほど。
かつて地球から世界樹に移住して来た多くの技術者達の墓守をしながら犬の伝八(デンパチ)と共に隠遁生活を営んでいる。伝八は蘊奥が高速移動中のバクゥの背から生身で跳躍して、相手MSに生身の日本刀で切りかかる際、バクゥの操縦レバーを押さえてバクゥを直進させる役目も兼ねている。
グレイブヤードはC.E.70年にザフトの攻撃で分解した地球側集合ステーション・世界樹の一部であり、当時として最先端の貴重な技術や情報の宝庫だった。
それ故ザフト攻撃によって分解された後は幾度も略奪者達の襲撃を受けて来ており、「日本刀を振るう技術」のエキスパートとして地上から世界樹へと招かれていた蘊奥は、世界樹分解とその後の混乱で仲間の技術者たちが全滅、彼一人が生き延びた後も、技術者達の墓守をしながら略奪者と戦い続ける日々を送っていたため、容易には他人を信用しようとはしない。
レッドフレームの装備として威力は大きいが代償として膨大なエネルギーを消費するビームサーベルに代わる新たな剣を求め、グレイブヤードを訪れたロウ・ギュールらに対しても同様で当初は彼らを略奪者と見なし、トラップやバクゥ、そして生身に日本刀で容赦なく攻撃を仕掛け、キメラやレッドフレームに乗ったロウ達を追い詰めたが、かつて略奪者に破壊されたMSサイズの日本刀ガーベラストレートをロウが直すと宣言した事から意気投合する。かつてガーベラストレートを鍛えた刀匠の残したデータを元に修繕を開始したロウに自らの剣技を伝授する。これ以降、完成したガーベラストレートはレッドフレームの主要装備となった。
その後、ゴールドフレーム天との戦闘でガーベラストレートを折られ、その修繕のために再びグレイブヤードを訪れたロウに再び力を貸すが、既に蘊・奥の身体は不治の病に蝕まれていた。ロウはこの地に海底で発見した大量の特殊金属レアメタルを持ち込みガーベラストレートの修繕と、戦艦並のサイズを持つ150ガーベラストレートを造り出す。しかし、ロウ達は知らなかったがそのレアメタルは元々ザフト軍が開発した新素材金属であり、地球連合軍との戦争が佳境に入った時期でもありザフト軍はわずかでも戦局を有利にするべくレアメタルの奪回を試みようと新型MSゲイツを主戦力とする特殊部隊をグレイブヤードに派遣する。
蘊・奥は生身に日本刀でゲイツを迎え撃ち、一機のゲイツのビームサーベルを破壊、その後、残ったザフト軍を搭乗機のウン・ノウ専用ジンで迎え撃ち、ゲイツの放ったビームライフルの一撃を日本刀で物理的に二枚におろし、返す刀でゲイツ3機の懐に瞬時に潜り込み撃破する程の奮戦を見せ付けるが、病に蝕まれた身体では往年の剣豪も思う様に戦えず危機を迎えてしまう。ザフト軍の特殊部隊はレッドフレームの150ガーベラによって粉砕されるが、半壊したウン・ノウ専用ジンから救出された蘊・奥は既に危篤状態に陥っており、ロウに自らの真髄「活人剣」の信念を説き、彼との出会いを感謝しながら静かにその人生に幕を引いた。

モンド 編集

【性別:男性・ナチュラル / 年齢:不明 / 職業:「ジョージ・グレン友の会」会長 / 登場作品:○|-|-|-|-|-】
『ASTRAY R』に登場。ジョージ・グレンを慕うナチュラル達で構成された組織「ジョージ・グレン友の会」の会長を務める。ジョージの脳が保管されている「G.G.ユニット」を、ずっと肌身離さず所有していた。
ジョージを英雄と称して心酔しており、かつて彼が木星圏で発見したエヴィデンス01を天使の化石と評している。ジョージ以外のコーディネイターを偽者と考え嫌っているが、コーディネイターの撲滅を掲げるブルーコスモスも「哲学の無い集団」と厳しく評し、嫌っている。
エヴィデンス01を一目見るべく、プラント入国のパスポートを所有しているナチュラルであるロウ達に接触し、同行する事になる。入国に成功し、エヴィデンス01を見る事が出来た事に感涙するが、その直後にブルーコスモスの刺客がエヴィデンス01をマシンガンで破壊しようとしたために、それを庇ったモンドは致命傷を負ってしまう。最後は自分を否定しなかったロウにエヴィデンス01を守れた事を感謝しながらG.G.ユニットを託し、静かに息を引き取った。
モンドの死がきっかけとなり、ロウは地球に住むナチュラル達のコーディネイターに対する考えについて、真剣に考えるようになった。

シニスト・ガーフィールド 編集

【性別:男性・ナチュラル / 年齢:20歳 / 所属:コロニー・リティリア / 登場作品:○|-|-|-|-|-】
『ASTRAY』に登場。コロニー・リティリアの住人であり、リーアム・ガーフィールドの双子の兄。たくましく鍛えられた身体と蓄えられた髭でリーアムとは印象が異なるが顔立ちは良く似ている。
元々、コロニー・リティリアは廃棄コロニーであったが、地球連合・プラント間の戦争から逃れてきた人々が集落を形成しており、そのため住人達はナチュラルにもコーディネイターにも偏見が無い。シニストは、ここでコーディネイターの女性と出会い結婚している。
リーアムとは対照的に豪放磊落なロマンチストで、ジョージ・グレンが発見したエヴィデンス01との邂逅、そして人が人らしく生きて行ける世界を求めて地球圏を脱出する事を考え、コロニー・リティリアを巨大な宇宙船に改造する一大プロジェクトのリーダーに就任する。

ディラー・ロッホ 編集

【性別:男性・コーディネイター / 年齢:不明 / 所属:プラント / 搭乗機:グーン地中機動試験評価タイプ / 登場作品:○|-|-|-|-|-】
『ASTRAY』に登場。コーディネイターの民間人。プラント最高評議会から依頼を受け、コロニー・メンデル内部の瓦礫からジョージ・グレンのDNAサンプルを発掘する作業に従事している。自分達の手でこの仕事を達成する事に強いこだわりを持っており、機体の修理に訪れたロウ・ギュールと意気投合した。

プレア・レヴェリー 編集

声:小島幸子
【性別:男性・ナチュラル / 年齢:不明 / 搭乗機:ドレッドノート(Xアストレイ) / 登場作品:○|○|-|-|-|-】
『X ASTRAY』の主人公。『ASTRAYスニーカー版』にも登場している[5]
オーブのマルキオ導師からドレッドノートの受け取りを命じられた少年。
グリマルディ戦線において壊滅した地球連合軍メビウス・ゼロ部隊のクローンとして生まれる。プレア自身も高度な空間認識能力を保持しており、ドラグーン・システムガンバレル・システムを扱う事が出来る。
オーブのマルキオ導師から「運命の子」と呼ばれたプレアは、地上のエネルギー不足で苦しむ人々を救うために、ザフト軍のMSドレッドノートの受け取りを命じられる。だが、肝心のニュートロンジャマーキャンセラーを搭載した頭部を傭兵部隊サーペントテールに奪われてしまったところを、ジャンク屋ロウ・ギュールに助けられる。
その後、ニュートロンジャマーキャンセラーを狙って襲撃してきたカナード・パルスハイペリオンに大きな傷を負わせる。その戦いの最中、プレアはカナードの悲しい怒りを感じ、あえてユーラシア連邦に投降する。しかし、カナードと分かり合えないままロウの所へ戻り、ドレッドノートをドラグーン・システムで強化したXアストレイでカナードを止めるために出撃する。
戦闘中、プレアはドラグーンシステムによりハイペリオンを追い詰め、核エンジンの暴走を誘う。そして自機でカナードを爆風から守りながら、人は人それぞれの生き方があり、代わりなど存在しないことを伝える。だがその直後、プレアは細胞機能の停止を起こして死亡した。それは、不完全なクローンであった彼に宿命付けられていた早すぎる寿命であった。
プレアは、死後も幻となって、風花・アジャーやカナードの前に現れている。

カイト・マディガン 編集

声:大塚明夫
【性別:男性・コーディネイター / 年齢:22歳 / 職業:フリーのモビルスーツパイロット / 搭乗機:ジンアサルトマディガン専用ディンレイヴン、正式量産型スカイグラスパーマディガン専用ザクファントムゴールドフレーム天ミナアストレイ アウトフレームアウトフレームDテスタメントレーゲンデュエル / 登場作品:-|-|○|-|-|○】
『DESTINY ASTRAY』に初登場。ジェス・リブルとコンビ(護衛)を組んで行動する、フリーのモビルスーツパイロット。いつもパリッとしたスーツを着こなしている(しかし、対テスタメント戦ではノースリーブの戦闘服を着用している)。モビルスーツを使った様々な依頼を受けるが、その中には戦闘も多く含まれる為、立場としてはかなり傭兵に近い。自分の実力に相当の自信を持つため、戦闘の際も寒冷地に赴くことになってもパイロットスーツを着ることは殆ど無い。連合製・ザフト製を問わず、「コレクション」と称する無数の機体を所有しており、任務の度に乗り換える。なお、この中には当時ザフトでも一部でしか配備が進んでいない最新鋭の「ミレニアムシリーズ」と言った合法的に手に入れる事が不可能に近く、また入手経緯が限りなく疑わしい機体(典型的な例が前述のミレニアムシリーズやソードカラミティを2機(レナ、エドの機体を回収した))まで所有している。
さらにテスタメント入手の際叢雲劾イライジャ・キールが使用していたミーティアもついでに手に入れようとしていた(どうなったか不明)。
かなりの女好きであり、女性を見つけると決まって声をかける。常にスーツを着ているのもナンパの為のオシャレのようで、劇中で「星屑のキャラバン」に捕らえられた時も、スーツにシワが付かないように気を使っていた。その一方で子供に対しては親切であり、ジェスによれば「保育士か小学校の先生として食っていけるだろう」との事。但し、セトナ・ウィンタースに対してはあまりにも不明な点が多いためか信用していない。ちなみに、頭髪は金色だが眉毛や髭は黒い。染色しているのか生まれつきなのかは不明。
コーディネイターであるが、外見が親の望むようにならなかったらしく、それが理由で捨てられた過去を持つ。そういったコーディネイター達を兵士として育て派遣する組織、「サーカス」の出身である。テスト(複数対1で勝利すれば、組織を抜けられる)で組織を正式に抜ける為、必死で操縦の腕を磨いた。美しい容姿をもつイライジャを嫌うのも、その過去が原因で努力をしない者を認めないからである(実際は、イライジャは強くなる為の努力を惜しまなかったため、現在ではエースパイロットに匹敵する能力を身に付けている)。ちなみに彼が所有する機体は、左胸を中心に十字が描かれているが、それは組織のテストで的になる者の機体につけられるマークである。
このような過去を持つので、自分を必要とするパートナーを求めている。女性に声をかけるのもその為である。
彼は複合武器を好み、常に専用の銃(ビームと実弾を切り替えでき、ナイフも取り付けられている)をモビルスーツに装備させている。ジェスの訓練でザクファントムに乗った時も、シールド、大剣、ガトリング砲を使い分けできるショルダーシールドを装備させていた。新たな愛機となったテスタメントにも自分専用の銃を装備している。
『VS ASTRAY』ではライブラリアンに雇われてレーゲンデュエルに搭乗しているが、ライブラリアンの正式メンバーではない。

イワン・ザンボワーズ 編集

【性別:男性 / 年齢:不明 / 搭乗機:ハイペリオン(3号機) / 異名:ユーラシアの英雄 / 登場作品:-|-|○|-|-|-】
『DESTINY ASTRAYスニーカー版』に登場。彼は、大戦後に内乱状態に陥ったユーラシア連邦からの独立をはかる地域に力を貸している民間人である(ただ、彼自身はユーラシアの出身ではない)。民衆は彼を「ユーラシアの英雄」と呼んでいる。搭乗するモビルスーツはCAT-X3/3 ハイペリオン3号機である。
ユーラシアの多くの地域を政府から解放していったが、ハイペリオンを彼に託し、サポートしてきたジャンク屋組合を名乗る支援者(おそらくはマティスか、彼女の手配した一族の構成員)が姿を消してからは政府軍に負けることもあった。そこで、サーペントテールのイライジャ・キールを倒して名誉を回復しようとしたが逆に敗れ、死んでしまう。死ぬ間際に、イライジャに同行していたジェス・リブルに「ユーラシアがどうなってしまうかを見届けてくれ」と遺言を遺した。

トロヤ・ノワレ 編集

【性別:男性 / 年齢:不明 / 所属:東アジア共和国反政府ゲリラ / 搭乗機:グリーンフレーム / 登場作品:-|-|-|-|○|○】
『FRAME ASTRAYS』の主人公。東アジア共和国第13密林保護区に潜伏する反政府ゲリラの青年。同ゲリラに参加していたバリー・ホーを師と仰ぎ、彼から譲られたグリーンフレームに搭乗し戦う。
グリーンフレームのビームライフルの発射テストの際、誤って周囲の森林を焼き払ってしまい、大規模な山火事を引き起こしてしまう。以後、その時の出来事と熱血漢な性格にちなみ「密林のファイヤーボール」と皮肉めいた呼ばれ方をされる様になる。
中盤で自身とグリーンフレームの力を過信し、連合の基地に乗り込んで劾と交戦するが、技量と覚悟の未熟さから破れ捕虜となる。牢の中で自身の戦う理由に改めて気付き、アジア圏の平和と大切な者を守るために戦うことを決意し、ロウの勧めもあって牢から解放される。そして、ロウが持ってきたツインソードライフルをグリーンフレームに装備してゲリラの村に急ぐが、村に到着した時にはすでに師・バリーは死亡していた。師を失った悲しみを抱きながらも、アジア圏の平和のために単身ザフトの基地に乗り込み、和平交渉を行う。
和平交渉は成功し、一旦はアジア圏に平和が訪れるが、今度はそれを不服とするルカスやスーたちが所属勢力から離反し、第四軍を創設してしまう。トロヤは平和を守るために、劾やレオンズたちと協力して第四軍に立ち向かう。そして、最終決戦にてバリーを殺したスーと交戦し、師から教わった戦法でスーを打ち破った。戦闘終結後、スーに人の「心」を教えるためにスーを引き取る。

セブン・ソキウス、イレブン・ソキウス 編集

声:斎賀みつき(『機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E.』
【性別:男性・戦闘用コーディネイター / 年齢:不明 / 所属:地球連合軍→民間人 / 搭乗機:ロングダガー / 登場作品:○|-|○|-|-|○】
スニーカー版『ASTRAY』に初登場。地球連合軍が作り出したコーディネイター。ソキウスとはラテン語で「戦友」の意。
戦闘用コーディネイターとして作られながらも、能力の高さ故に洗脳に失敗し、脱走を許した叢雲劾やグゥド・ヴェイア等の反省から、人類がもともと備えている服従遺伝子心理を利用した、刷り込みによる心理コントロールがされている[6]。「ナチュラルのためになること」を最優先とされているため、ソキウス個人の意思にかかわらず、ナチュラルに対する行動が抑制されており、一般のナチュラルは無論、ナチュラルに危害を加えるナチュラルやナチュラルの利益にならないナチュラルであっても攻撃や妨害などの行動は出来ないようになっている。感情もあらわれないように遺伝子操作されているため、感情表現が希薄で表情を変えることはあまり無い。
彼らはすべて、グゥド・ヴェイアと同じ遺伝子から作られているため[7]同じ顔を持つ。
その後、ナチュラルでも操縦可能なMSの登場や、ブーステッドマンの製造の目処が立ったことからその価値を失い、新型モビルスーツのテスト相手や薬物処理により処分(エイト・ソキウスがブーステッドマンとの交戦で「処分」されている。)される事になるが、「ナチュラルのために出来る事は無いのか」と疑問を抱き、ソキウスの有用性を確認させるために脱走[8]。ロングダガーで叢雲劾のブルーフレームと2度交戦し(2度目はブルーフレームセカンドL)、コーディネイターと戦う事ばかりがナチュラルのためではないと知る。
その後、L4の廃棄コロニーで自身の存在意義を確かめるべく、互いに様々な質問を自分の分身ともいえる相手に問いかけ合い、結果「ナチュラルの為になるのならば、コーディネイターも守る」という一つの答えに達する。さらに、自分達が成すべき事を確認していくうち、「最もナチュラルに害をなしているのは、地球連合の指導者」という結論に至った。
しかし、ナチュラルの利益にならないナチュラルであっても、ソキウスである自分達はナチュラルを倒す事はできないため、「世界に溶け込んで愚かな指導者が生まれないよう、人々の意識に働きかけて行く」と言う対抗策を選び取った。それはあまりにも無謀極まりない策だったが、それでもL4でソキウスのSEED(凍結保存されたソキウスの胎児)を見つけだし、何百年、何千年かかろうともナチュラルの理想世界を作ろうと決意した。
また、劾率いる傭兵部隊サーペントテールに、オーブの軌道ステーション「アメノミハシラ」にいるソキウス(フォー、シックス、サーティーン)の確認と、彼らを指揮するロンド・ミナ・サハクがどのような人物なのか調べて欲しいと依頼している。

傭兵 編集

サーペントテール 編集

叢雲劾(ムラクモ・ガイ) 編集

声:井上和彦
【性別:男性・戦闘用コーディネイター / 年齢:26歳 / 所属:傭兵部隊サーペントテール / 搭乗機:ブルーフレームブルーフレーム セカンドGブルーフレーム セカンドLブルーフレーム サードブルーフレーム セカンドリバイ、ブルーフレーム フォース、ガイ専用ジンメビウスゲイツハイペリオンG / 登場作品:○|○|○|-|○|○】
スニーカー版『ASTRAY』の主人公で、ほぼ全作に登場。傭兵部隊サーペントテールを率いる凄腕の傭兵であり、地球連合軍に作られたコーディネイター。その戦闘能力は、コーディネイター生来のもの以上に傭兵としての活動の中で積み上げてきた部分が大きい。
コロニー・ヘリオポリスが崩壊した際、「アストレイの処分と、その目撃者の始末」を行う依頼を受けて潜入する。しかし、依頼主の裏切りにより自らも発見者として始末されかかるが、その場に居合わせたジャンク屋のロウ・ギュールとの共闘により返り討ちにする。劾は元々、専用の機体を持たず、任務ごとに違う機体を調達していたが、この時にロウからブルーフレームを譲り受け、以後は搭乗機とした。
劾の過去を知る者は皆無であり、仲間であるサーペントテールのメンバーすら、彼の過去を知らなかった。しかし、ソキウスとの戦闘後、自らがソキウスと同じ地球連合軍に作られた戦闘用コーディネイターである事を明かす。劾に施された戦闘能力強化は非常に完成度が高いが、心理コントロールが不完全であった事から、研究所を脱走した。ソキウスの挑戦を受けた理由も、同じ戦闘用コーディネイターだからであり、自由を手にして欲しいと考えたためである。また、ブルーコスモスを敵視している。
戦闘用コーディネイターである劾の網膜には管理コードが打ち込まれており、分かる人間が見れば素性を知られてしまい、それを隠す為に常にサングラスを着用している。
『DESTINY ASTRAY』の電撃ホビーマガジン版下巻では、劾は「カレーにはソースをかける」事が明かされた。
DSソフト『スーパーロボット大戦W』では、終盤に、劾自身やソキウス、プレア・レヴェリーカナード・パルスブーステッドマンなどの存在を生み出したムルタ・アズラエルを自らの宿敵(私怨は無いと語っている)として追い詰める一幕がある。この際、素性を知られてしまう為に外そうとしなかったサングラスを敢えて外している。また、ラウ・ル・クルーゼにある程度の同情を示しながらも彼の行為を「無意味な戦い」、「俺はお前のように生命を無駄に使わない」と完全否定した。また、同作では原作で死亡しているトール・ケーニヒニコル・アマルフィナタル・バジルールの3人を救出するという美味しい役でもあった。
なお、何度も戦うことになるロンド・ギナ・サハクの担当が飛田氏で、かつての『Zガンダム』でのカミーユ・ビダンジェリド・メサを彷彿とさせる。

イライジャ・キール 編集

声:鳥海勝美
【性別:男性・コーディネイター / 年齢:15歳 / 所属:傭兵部隊サーペントテール / 搭乗機:イライジャ専用ジンイライジャ専用ジン改プロトラゴゥガナーザクウォーリアイライジャ専用ザクファントムヴァンセイバー / 異名:英雄殺しのイライジャ / 登場作品:○|○|○|-|○|○】
『ASTRAY』に初登場。開戦当初はザフト軍に所属していたが、紆余曲折の果てにフリーの傭兵を経た後、叢雲劾にスカウトされてサーペントテールの一員になる。イライジャというアラブ/イスラム系の名前を持つが、外見は色白細面で非常に美しい。ところが、コーディネイターとしての遺伝子操作が免疫能力以外表出しなかった為、身体能力はナチュラルと変わりない。イライジャはその事を「外見ばかりで中身がない」として非常に気にしている。また、体中のいたる所にフリーの傭兵時代に出来た無数の傷跡がある。
ナチュラルとあまり変わらない身体能力であった為、MSの操縦技術は低かったが、傭兵として戦場で経験を積み操縦テクニックを磨いた結果、サーペントテールの一角を担うに相応しい実力者に成長した。主な搭乗機は頭部の多機能センサーアレイをバスターソードに換装したイライジャ専用ジンである。青と黒のカラーリングを基調にした機体であったが、親友となったザフトの英雄グゥド・ヴェイアとの戦闘で損傷した際、搭乗者を失ったヴェイア専用ジンのパーツを使用した事により、装甲の一部が赤いイライジャ専用ジン改として改修された。
カイト・マディガンとの戦闘において、叢雲劾を救う為にカイトの攻撃の矢面に立ってしまい、イライジャ専用ジン改は大破してしまう。その後、カイトよりジンを壊したお詫びとしてイライジャ専用ザクファントムを譲り受け、それ以降、搭乗機とした(『DESTINY ASTRAY』の小説版第1巻では、この機体を譲り受ける前にセッティングの為にカイトと模擬戦を行った際、ジン用のバズーカを装備したガナーザクウォーリアに搭乗している)。また、砂漠での戦闘では、ロウ達を救う為、一度だけマーチン・ダコスタが用意したプロトラゴゥに搭乗している(この時、副座にはロレッタ・アジャーが搭乗した)。
小説版『ASTRAY』第2巻の後書きでは、劾とイライジャはお互いにないものを補い合っていると書かれている。
ヴェイアの抹殺依頼を結果的には達成してしまい、一部では「英雄殺しのイライジャ」として名が通っている。
『VS ASTRAY』においては、カーボンヒューマンとして復活したヴェイアと邂逅。彼からヴァンセイバーを譲り受け、以後は本機に搭乗する。

ロレッタ・アジャー 編集

声:西原久美子
【性別:女性・ナチュラル / 年齢:30歳 / 所属:傭兵部隊サーペントテール / 登場作品:○|○|○|-|○|○】
『ASTRAY』に初登場。傭兵部隊サーペントテールの正式メンバーの中では紅一点の存在。格闘技と爆発物取り扱いのスペシャリストであり、主に作戦立案と潜入工作を担当する。パワードスーツ グテイを着用する事が多い。
シングルマザーであり、一人娘に風花・アジャーがいる。傭兵の間では非常に人気が高く、求婚する者が後を絶たない。

風花・アジャー 編集

声:小林ゆう
【性別:女性・ナチュラル / 年齢:6歳 / 所属:傭兵部隊サーペントテール / 登場作品:○|○|○|-|○|○】
『ASTRAY』に初登場。傭兵部隊サーペントテールの見習い隊員であり、ロレッタ・アジャーの一人娘。
名前の風花(かざはな)は、気象現象の「風花」に由来する。まだ6歳の少女であるが、大人顔負けの行動力と判断力の持ち主であり、叢雲劾の代理として交渉に赴き、ブルーフレームの操縦を一時的に任された事もある。任務中や劾の前では傭兵部隊の一員として分をわきまえた行動をとるが、それ以外の時では年相応の少女らしい一面も見せる。
小説版では、リード・ウェラーに「かざっぱな」と呼ばれる事を嫌がっている。

リード・ウェラー 編集

声:宇垣秀成
【性別:男性・ナチュラル / 年齢:50歳 / 所属:傭兵部隊サーペントテール / 登場作品:○|○|○|-|○|○】
『ASTRAY』に初登場。傭兵部隊サーペントテールの一員。主に情報収集と依頼交渉を担当する。
元地球連合軍の士官であり、軍内部に持つ多くの人脈が主な情報源となっている。また謎の組織であるライブラリアンにも情報網を持っている。無類の酒好きで、ボトルを常に携帯している。これが軍を不名誉除隊となった原因でもある。また、笑えないジョークを口にする癖がある。

傭兵部隊X 編集

カナード・パルス 編集

声:保志総一朗PlayStation2ソフト『機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E.』)
【性別:男性・スーパーコーディネイター / 年齢:17歳 / 所属:地球連合軍ユーラシア連邦特務部隊X→傭兵部隊X / 搭乗機:ハイペリオン(1号機)、ドレッドノートイータ / 登場作品:○|○|○|-|-|○】
『X ASTRAY』の主人公。ユーラシア連邦特務部隊Xに所属するパイロット。
ユーラシア連邦が独自の技術で開発したMSハイペリオンのパイロット。キラ・ヤマトと同じスーパーコーディネイターとして誕生するが、カナードはキラと異なり失敗作である。そのため唯一の成功例のキラに異常な対抗心を持っている。キラ誕生の経歴で、キラ・ヤマト、カガリ・ユラ・アスハ両名は互いの受精卵(または精子・卵子のいずれか)が同一=二人の兄という観点も見て取れるが定かではない。
幼少期は研究所でモルモット扱いされており、1度脱走している。その際に謎の黒髪の男性と出会い、キラの存在を教えられ、それを期にキラに執着するようになった。なお、謎の黒髪の男の正体は変装したラウ・ル・クルーゼとされる[9][10]
その能力は通常のコーディネイターとは比較にならない程であり、傭兵部隊サーペントテールとの交戦では叢雲劾と互角以上の戦闘を繰り広げた。
プレア・レヴェリーに出会い、プレアの搭乗するドレッドノートと2度交戦を行うが敗北し、最後にハイペリオンは大爆発してしまう。そして、プレアに人には人それぞれの生き方があり、代わりなど存在しない事を命がけで教えられる。プレアの死により、キラを殺し自分がスーパーコーディネイターの代わりになる野望を捨て、自分自身を探すための旅を始める。その後、マルキオ導師の住む島の砂浜でキラを目撃するが、何もせずに立ち去っている。
その後、傭兵として活動し、プレアから譲り受けたドレッドノートはジャンク屋ロウ・ギュールにより改装され、ドレッドノートイータとしてカナードの搭乗機になった。傭兵となっても暴走する事がしばしばあり、ジェス・リブルの取材を護衛する任務中にゲルズゲーと交戦し、徹底的に破壊した。
『VS ASTRAY』で、プレアがライブラリアンの最高司書官として行動しているのを耳にし、カナードはそのプレアが偽者であると断言し、行動を開始する。

メリオル・ピスティス 編集

【性別:女性・ナチュラル / 年齢:不明 / 所属:地球連合軍ユーラシア連邦特務部隊X / 登場作品:-|○|○|-|-|-】
『X ASTRAY』に初登場。ユーラシア連邦特務部隊Xに所属する女性士官。部隊の強制解散を事前に察知し、乗艦のオルテュギアごと脱走した。以後は傭兵部隊Xにおいて依頼交渉や艦の運用などを担当し、カナードを補佐している。

民間軍事会社 編集

レオンズ・グレイブス 編集

【性別:男性・ナチュラル / 年齢:不明 / 所属:民間軍事会社 → ザフト / 搭乗機:レオンズ専用シビリアンアストレイDSSDカスタムレオンズ専用アームズアストレイPMCカスタム / 登場作品:-|-|-|-|○|-】
『FRAME ASTRAYS』に登場。民間軍事企業に所属する死の商人。射撃の名手としても知られ「ウォーサーフ」の通り名を持つ。
所属する企業は地球連合軍・ザフト軍双方に兵士を提供しているが、今回はナチュラルである彼がザフト軍に出向している。これは例外的であり、この事からも彼の優秀さが垣間見える。しかし、自己主張の激しいルドルフ・ヴィトゲンシュタインとアレック・ラッドに手を焼いている。一見して冷淡な人物だが、意外と常識的。ルカスの反乱後は、劾達と共に第4軍に奪取された基地の奪還作戦の指揮を取ることになる。 奪還作戦の時予想外の活躍をしたルドルフを陰で褒めていた。
搭乗機はシビリアンアストレイDSSDカスタム。彼の所属する企業がD.S.S.Dから買い取って使用しているものだが、ナチュラルが操縦可能な機体の中で最も機動性に優れると言う理由で採用されている。後にアームズアストレイPMCカスタムに改造される。

スー 編集

【性別:男性・コーディネイター / 年齢:不明 / 所属:民間軍事会社 → ザフト / 搭乗機:スー専用ケルベロスザクウォーリアライゴウガンダム / 登場作品:-|-|-|-|○|-】
『FRAME ASTRAYS』に登場。仮面で素顔を隠した戦闘用コーディネイターとして生み出された男。常に仮面で素顔を隠しているため、「沈黙の仮面」の異名を持つ。スーとは、中国語で「死」を意味する。戦う以外に生きる術を知らない為、現在は民間軍事会社に所属する。
戦闘用コーディネイターとして生み出されたため、感情は極度に乏しく、敵味方見境無く攻撃を行い殺害する危険人物でもある。この危険性故に、同僚のレオンズも「スーだけは使いたくない」と評している。
過去に、マティスの率いる「一族」と関わりを持っており、顔に仮面を付けているのもそのためである。また、エースパイロット育成機関サーカスの所属であったイルド・ジョラールの搭乗するプロトセイバーと交戦し、撃退した経験も持つ。更には開発の際に多くのコーディネイターの遺伝子サンプルを使用している為、身体能力も驚異的で、バリー・ホーの格闘技術を見ただけでコピーし、素手で彼を殺害する。
その後、ルカスとの戦闘で連合の基地に配備された新型MSの存在と、「もっと自分の思うままに戦いたくはないか」とほのめかされ、連合の基地に潜入、ライゴウガンダムを強奪し、ルカス達の反乱に加わる。最終決戦に於いてトロヤとの戦いに敗れた後、「人を守る為の力」に興味を持つようになり、以後はトロヤと行動を共にする事になった。
ケルベロスウィザードを装備した、大幅なチューンアップを施してある専用のザクウォーリアに搭乗する。

オーブ 編集

サハク姉弟 編集

代々オーブにおいて軍事部門を影で担ってきた、オーブ五大氏族の1つサハク家の後継者である双子の姉弟。他の氏族と同じく、血縁よりも能力を重視する超現実主義により、サハク家当主であるコトー・サハクの養子となるべく作られたコーディネイター[7]。共に長髪、190cm近い長身で、顔も瓜二つ。能力も戦闘用コーディネイターの劾を上回る[7]。オーブ国成立の頃から汚れ仕事を担ってきたサハク家は、綺麗事ばかりを掲げ中立を語るアスハ家とは対立関係にあった。中立主義を貫くあまり、連合との技術提携を断った元首のウズミのことも公然と批判している。後にオーブ解放作戦において、五大氏族首長が自決。養父のコトー・サハクが死亡したため、サハク家の当主を2人が受け継いだ。

ロンド・ギナ・サハク 編集

声:飛田展男PS2『機動戦士ガンダムSEED 終わらない明日へ』及び『機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E.』)
【性別:男性・コーディネイター / 年齢:不明 / 所属:オーブ連合首長国 / 搭乗機:ゴールドフレームゴールドフレーム天 / 登場作品:○|-|-|-|-|-】
『ASTRAY』に登場。ミナの双子の弟。
地球連合軍によるMSの量産体制が本格的に整い、地上での戦線はその物量差から次第に地球連合軍有利な情勢となり、ギナは地球連合軍の宇宙進出を助勢すべく第三次ビクトリア攻防戦に参戦。協力の見返りとして最新鋭MSソードカラミティや、地球連合軍の戦闘用コーディネイターソキウスを譲り受ける。
疎ましく思っていた元首のウズミが死亡したことを期に、かねてより抱いていた「支配者による統治世界の構築」を目指し、計画を加速させた。しかし、完成したゴールドフレーム天でザフト艦隊を殲滅中に現れたロウのレッドフレームとの交戦で敗北。情報屋のルキーニから情報を得て駆けつけた劾によって止めを刺され死亡した。また、それより以前に、モルゲンレーテ社の技術主任エリカ・シモンズを利用して次代のオーブ首長のカガリ暗殺を試みたが、同じく劾の介入により失敗に終わっている[11]
その後、カーボンヒューマンとなって復活。詳しくはロンド・ギナ・サハク(カーボンヒューマン)を参照。

ロンド・ミナ・サハク 編集

声:勝生真沙子GBA『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』)
【性別:女性・コーディネイター / 年齢:不明 / 所属:オーブ連合首長国 / 搭乗機:ゴールドフレーム天ミナ / 登場作品:○|○|○|○|○|○】
『ASTRAY』に初登場し、ほぼ全作に登場。ギナの双子の姉で、同じく世界統治の思想を抱く。
ギナの第三次ビクトリア攻防戦の参戦と時を同じくして、やがて訪れるであろう宇宙への戦線移行に備えオーブ所有の宇宙ステーション「アメノミハシラ」へ移動する。
ギナの死後も世界統治を目指していたが、その後、アメノミハシラの施設の借用を願い出てきたロウと邂逅[12]。その際、オーブでの戦火から逃れたオーブ国民が懸命に働く人々を見たロウが発した一言から、「国とは民のことであり、場所のことではない」ということに気付かされ[13]、世界統治の考え改めるに至った。それに関連して、オーブ再興の時期が来るまでアメノミハシラに匿っていた国民を各地に潜伏させることを決めた[7]。そうした考えはより明確なものとなり、後に「天空の宣言」と呼ばれる計画を全世界に発信。これは「他人の理想を妨げない限り、人は信念に従って生きるべきであり、国や組織はそれを支援するべきだ[14][15]」というもので、従来の国家とは正反対の考えであった。以後、この考えに賛同した組織や街などに無条件の援助を行い、時には戦闘も行っており、プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルに「オーブの影の軍神」と評された。以降、ミナは「自らの民」達と共にいずれ訪れるであろう新生オーブ再建の機を見極めるべく地上の動静を天空から静かに見据えている。
その後、カーボンヒューマンとして復活したギナと再会。しかし、ギナは未だに世界統治に野望を抱いていたため、対決する道を選んだ。

フォー・ソキウス、シックス・ソキウス、サーティーン・ソキウス 編集

【性別:男性・戦闘用コーディネイター / 年齢:不明 / 所属:地球連合軍→オーブ / 搭乗機:ソードカラミティ(3号機)(フォー)、M1Aアストレイ(フォー、シックス、サーティーン)、レイダー制式仕様 / 登場作品:○|○|○|-|-|○】
搭乗機のソードカラミティ3号機と共にオーブのサハク姉弟の手に渡った、連合軍によって作られたコーディネイターのソキウス達。以後はアメノミハシラの警備等の任務に就いている。薬物で精神を焼き消されてはいるが、未だに心理コントロールは生きており、アメノミハシラに攻めて来たナチュラルは決して殺していない。

マーシャン追撃部隊 編集

ワイド・ラビ・ナダガ 編集

【性別:男性・ナチュラル / 年齢:不明 / 所属:オーブ軍→ファントムペイン / 搭乗機:105スローターダガー(I.W.S.P.装備→エールストライカー装備) / 登場作品:-|-|-|○|-|-】
『Δ ASTRAY』に登場。オーブ軍所属。ファントムペインと共同戦線を張り、アグニスらマーシャンを追討する5人のパイロットの1人であり、認識番号はジャガー1。I.W.S.P.装備の105スローターダガーに搭乗する。出世の為に邪魔な他の氏族を次々葬り去るなど冷酷な一面もあるが、扱いが難しいとされるI.W.S.P.を使いこなすなどその実力は確か。5人の中では1番カガリを欲している。指揮官であるファントムペイン中尉スウェン・カル・バヤンに乗機のコントロールを奪われ、I.W.S.P.を取られ海に落下した。
彼ら5人の家はオーブに古くから住む氏族の一員であるが、その身分は5大氏族よりかなり低く、下級氏族と呼ばれている。彼等はそれぞれの家の跡継ぎであり、出世のための手柄を求め軍に身を置く。彼らの認識番号は猫科の動物の種類を使ったものであり、これはアスハ家の獅子を真似たもののようである。なお、彼等の乗機に装備されたストライカーは全てがスウェンの搭乗機ストライクノワールの予備パックとして用意されたもので、彼等5人はいわばその運び役としてしか見なされておらず、最初から彼等自身の戦力は二の次でしかなかった。
その後、ファントムペイン所属となるが自分達が結局、ファントムペインに良い様に利用されていた事に気付いた彼は地球連合軍に組したセイラン家の体制の崩壊を目の当たりにして帰る居場所を失い、それまでの野心を無くす。負傷し復讐のため再戦を望むファンフェルトに「復讐しても仲間は戻って来ない」といい放つが聞く耳を持たないファンフェルト、サースに半ば成り行きで付き合いアグニス達と再戦するが、ファンフェルトの戦死と同時にサースと共に戦線を離脱し去っていった。

ファンフェルト・リア・リンゼイ 編集

【性別:男性・ナチュラル / 年齢:不明 / 所属:オーブ軍→ファントムペイン / 搭乗機:105スローターダガー(エールストライカー装備)、デストロイ / 登場作品:-|-|-|○|-|-】
『Δ ASTRAY』に登場。オーブ軍マーシャン追撃部隊所属パイロットの1人であり、認識番号はパンサー2。氏族としてのプライドが高く、自らを「オーブの騎士」と称する。エールストライカー装備の105スローターダガーに搭乗する。機体とエールパックにそれぞれ2本、計4本装備されたビームサーベルでの格闘戦を得意とする。戦法自体は普通の二刀流であり、破壊されたサーベルを即座に交換する。ワイドと共にデルタアストレイを挟み撃ちにしようとしたが、ワイドの策略によりデルタアストレイに撃墜された。
その後、奇跡的に命は助かったが、顔や身体の周りが醜く焼け爛れてしまい、マーシャン達への憎しみから性格が豹変している。片手には火傷を隠すために黒い手袋を着用している。ファントムペイン所属になってからは新たにデストロイに搭乗し、同じく生き残ったワイド、サースと共にアグニス達と再戦する。(彼が撃墜されたのはワイドにも非が有るのだが、自分の負傷は全てマーシャンの所為だと思い込むほどファントムペインに生体CPUとして心身ともに調整されてしまう。彼がデストロイを操縦できるのはこの為)。しかし、ターンデルタのビームサーベルでデストロイのコックピットを貫かれ、戦死した。

サース・セム・イーリア 編集

【性別:男性・ナチュラル / 年齢:不明 / 所属:オーブ軍→ファントムペイン / 搭乗機:105スローターダガー(ランチャーストライカー装備→エールストライカー装備) / 登場作品:-|-|-|○|-|-】
『Δ ASTRAY』に登場。オーブ軍マーシャン追撃部隊所属パイロットの1人であり、認識番号はレパード3。少女に見えるほどの中性的な容姿をしており、5人の中では最年少。没落した家の為に幼い身でありながら駆り出されている。ランチャーストライカー装備の105スローターダガーに搭乗する。アイザックのケルベロスバクゥハウンドにビームファングで斬られたものの、ガルドが身を挺して守り辛うじて機体から脱出し一命を取り留める。
その後、帰る場所を失いファントムペイン所属となる。死んだガルドの仇を討とうと思っていたサースは、同じく生き残ったワイド、ファンフェルトと共に再びアグニス達と激突するが、ファンフェルトの死を受け敗北を確信したワイドに「ガルドの分も生きろ」と諭され、共に戦線を離脱した。

ホースキン・ジラ・サカト 編集

【性別:男性・ナチュラル / 年齢:不明 / 所属:オーブ軍 / 搭乗機:105スローターダガー(ソードストライカー装備) / 登場作品:-|-|-|○|-|-】
『Δ ASTRAY』に登場。オーブ軍マーシャン追撃部隊所属パイロットの1人であり、認識番号はクーガ4。知略に長けており、パイロットと言うよりは戦略家タイプ。ソードストライカー装備の105スローターダガーに搭乗する。シュベルトゲベールでの接近戦や、マイダスメッサーやパンツァーアイゼンを用いたフェイント戦を得意とする。ガードシェルのMSへの変形に驚き、隙が出来た所にコクピットに直撃を受け戦死した。

ガルド・デル・ホクハ 編集

【性別:男性・ナチュラル / 年齢:不明 / 所属:オーブ軍 / 搭乗機:105スローターダガー(ライトニングストライカー装備) / 登場作品:-|-|-|○|-|-】
『Δ ASTRAY』に登場。オーブ軍マーシャン追撃部隊所属パイロットの1人であり、認識番号はタイガー5。5人の中で最年長。家は代々軍人であり、5人の中では1番キャリアが長い兄貴的存在。ライトニングストライカー装備の105スローターダガーに搭乗する。元々戦闘に不得手であるサースをケルベロスバクゥハウンドのビームファングから庇い戦死した。

ザフト 編集

グゥド・ヴェイア 編集

声:白鳥哲
【性別:男性・コーディネイター / 年齢:不明 / 所属:ザフト / 搭乗機:ヴェイア専用ジン / 登場作品:○|-|-|-|-|-】
『ASTRAY スニーカー版』に登場。元ザフト軍の赤服であったが、戦いが嫌になり軍から脱走し、その後、コロニー・リティリアの宇宙船化計画に力を貸す。パトリック・ザラはヴェイアを抹殺する為に傭兵のイライジャ・キールを送り込むが、イライジャとは友情関係を築く事になる。しかし、地球連合軍艦隊によるコロニー・リティリアへの侵攻に対して迎撃に出た際、ヴェイアの中の凶暴な人格が目を覚まし、イライジャと交戦になる。終始イライジャを圧倒していたが、地球連合軍の依頼で艦隊に同行していた叢雲劾によって倒された。
ヴェイアはコロニー・メンデルで研究されていた地球連合軍の戦闘用コーディネイターであり、2重人格者となった原因は心理コントロールの失敗によるものである。ザフト軍に所属していた頃は英雄と呼ばれた程のパイロットで、専用にカスタマイズされた赤色のヴェイア専用ジンに搭乗していた。その戦闘力は異常なまでに高く、初陣では友軍が全滅したにもかかわらず単機で戦闘を続け敵部隊を壊滅させる戦果をあげた。その後も1年の間、ヴェイアは1度も負けず、逆に彼を敵に回した部隊は常に全滅の憂き目にあっている。
ヴェイアはザフト軍にいた頃、壊れてノイズしか流れないヘッドホンを片時も離さなかったが、それは凶暴な人格が穏やかな人格を押さえつけるためのものであり、同様にラクス・クラインの歌声は穏やかな人格が凶暴な人格を押さえつける事が出来た。コロニー・リティリア内で凶暴な人格が現れなかったのは、ラクスの歌を録音したものを流し続けていたからであり、善人格のヴェイアに出会ったジャンク屋の山吹樹里はヘッドホンからラクスの歌が常時流れるように修理を施しているが、上手く機能はしていなかった(この事は樹里自身も気にかけていたのだが、ロウが「壊れた時にまた修理してやればいい」と言ったためそのまま渡される事になった)。ヘッドホンはイライジャとの戦闘中に一時的に機能を回復し、ヴェイアの善人格を呼び覚ますが、それはまさしく束の間の出来事であり、イライジャの救援に訪れた劾がヴェイアを倒したのはまさしくその隙を突いての事だった。
ヴェイアの容姿が、同じく地球連合軍に開発された戦闘用コーディネイターのソキウスと瓜二つであるのは、ヴェイアが能力的に優れていたため、ソキウスのモデルになったからである。

アッシュ・グレイ 編集

【性別:男性・コーディネイター / 年齢:不明 / 所属:ザフト軍特殊防衛部隊→地球連合軍特殊情報部隊 / 搭乗機:リジェネレイトテスタメント / 登場作品:○|-|○|-|-|-】
『ASTRAY R』に初登場。ザフト軍特殊防衛部隊に所属するリジェネレイトのパイロット。ジェネシスα防衛隊隊長であったが、プラント最高評議会議長パトリック・ザラにより、ラクス・クライン及びクライン派関係者の抹殺指令を受ける。
パイロットとしての技術はフリーダムと同格であるリジェネレイトやテスタメントを乗りこなすなどFAITH並に優秀だが、「合法的に殺戮を遂行する事が出来る」理由だけで軍に所属している殺人快楽主義者で、ザフト軍所属のパイロットの中でも屈指の危険人物である。棚に人形のコレクションを飾っており、人形の数は自分が殺して来た人間の数と同じであると言う偏屈的趣味の持ち主でもある。役に立たない者は自分の部下ですら容赦無く切り捨て、抹殺する。
三隻同盟に補給を行ったロウ・ギュールを付け狙い、リジェネレイトの能力で窮地に陥れるが、叢雲劾やジャン・キャリーの協力を得たロウのレッドフレームに敗れ、機体ごと漂流させられてしまう。
その後、地球連合軍に捕らえられたアッシュは、精神操作と薬物投与によって記憶と人格を改変させられ、テスタメントのパイロット「スカウト0984」にされる。ネオ・ロアノークのものと酷似した仮面を被っており、コードネーム以外の名前は与えられていない。また、精神安定の調整を受けているが、時折、過去の人格が甦って暴走する事があった。
ジェネシスα宙域において、ジェス・リブルとカイト・マディガンが搭乗するアウトフレームDとの交戦で敗れた際に自身の人格と記憶を取り戻したが、その後、ヘルメットを外した状態で宇宙空間に投げ出され、消息不明になった。
アッシュは、「ラクス・クラインは死人を増やしているだけだ」としているが、彼自身の考えでは無く、あくまでも合法的殺人のための理由付けであり、「たいした意味は無い」と語っている。また、パトリックに忠義を尽くしているわけでは無い。しかし、地球連合軍に捕らわれ記憶を消された後も微かに残る記憶が戻り暴走した時にラクス抹殺にこだわる言葉などを口にしている。ただし、生まれ持ってこのような性格では無く、少年時代に出会った少女の死がきっかけとなっている(ある希少な遺伝子のための被検体として扱われ、同じ病気の政治家の臓器移植に使われた)。自身も少女と同様に特殊な病を患っていたが、何とか治療に成功し、生き延びている。
『DESTINY ASTRAY』の電撃ホビーマガジン版上巻では、ジェス達とは、戦闘を行う以前に1度出会っている。

コートニー・ヒエロニムス 編集

【性別:男性・コーディネイター / 年齢:20歳 / 所属:プラント / 搭乗機:ドレッドノートザク量産試作型プロトカオスカオスデスティニーインパルス3号機 / 登場作品:-|-|○|-|-|-】
『DESTINY ASTRAY』に登場。ザフト兵器設計局ヴェルヌ局所属のテストパイロット。局が統合された後は様々な機体に搭乗する様になる。自身は民間人だが、要請があれば軍の戦闘員となり戦闘に参加する事もある。
作中で唯一、公式に「“傑出した空間認識能力”を保持する“コーディネイター”」として明言されている唯一の存在でもある(クルーゼとレイは“傑出した空間認識能力を備えたナチュラル”のクローンであり、キラは諸々の事情から特殊な空間認識能力を保持していると公式に断定する事はできない)。
その技量は非常に高く、停戦後は南アメリカ合衆国において、ザク量産試作型に搭乗し、数十機のダガーL部隊を全滅させた実績を持つ。数少ないドラグーン・システム適合者でもあり、ドレッドノートや、セカンドステージシリーズのカオス及びその原型機であるプロトカオスのテストパイロットも務めている。ユニウスセブン落下テロ事件後の開戦時には、その高い能力を買われ、MSパイロットとして参戦する。メサイア攻防戦では、自らが起動テストを行ったデスティニーインパルス3号機に搭乗し出撃する。多大な戦果を挙げるが、自らが開発したMSで戦う事に深い悲しみを抱いたコートニーは、戦後開発の一線を退き、行方不明になる。
南アメリカ独立戦争時に出会ったジェス・リブルのアストレイアウトフレームがテスタメント(実際はその予備機)である事をいち早く見抜いた。ユニウス条約締結後にスウェン・カル・バヤンとの戦闘経験がある。

リーカ・シェダー 編集

【性別:女性・コーディネイター / 年齢:21歳 / 所属:ザフト / 搭乗機:ガイアブレイズザクファントム / 登場作品:-|-|○|-|-|-】
『DESTINY ASTRAY』に登場。コーディネイターでも珍しい眼鏡をかけた人物。実は生まれつきの盲目である。普通、コーディネイターが視力が悪いということは無いのだが、彼女は生まれつき目が見えなかった。遺伝子操作技術も完璧ではないという一例である。しかし、メガネ型の電子デバイスを着けることで、少なくとも一般人並の視力は得ており、モビルスーツ搭乗時には性能が向上していると思われるゴーグル型の電子デバイスを着用している。
性格は明るく人懐っこい。ナチュラルに対する偏見や敵対心もなく、取材に来たジェスはもちろん、戦場で出会ったモーガンに対しても休戦中は友好的に接している。ときた洸一の描き方から推測すると、豊かな胸を持ちスタイルもいいようだ。
ザフトに所属しており、ガイアのテストパイロットを務めたが、正式パイロットには選ばれなかった。パイロットとしての能力は高く、赤服を着ている。彼女専用のブレイズザクファントムは薄桃色で塗装され、パーソナルマークである「メガネをかけたウサギ」が描かれている。

マーレ・ストロード 編集

【性別:男性・コーディネイター / 年齢:不明 / 所属:ザフト / 搭乗機:アビスデスティニーインパルス1号機 / 登場作品:-|-|○|-|-|-】
『DESTINY ASTRAY』に登場。ザフトに所属しているエリートであり、アビスのテストパイロット。その以前は地球の水中部隊に所属しており、「白鯨」ジェーン・ヒューストンに苦しめられていた。神経質なまでにナチュラル嫌いであり、少々被害妄想癖がある様子で、ナチュラルに対して意味も無く尊大な態度をとる。また、自らの目的達成において邪魔となる者は、味方であろうがどんな手段を用いても抹殺しようとする卑劣漢である。
インパルスのパイロットになる事に異常なまでの執念を燃やしており、そのせいで、インパルスのパイロットに選ばれたシン・アスカには激しい嫉妬心を抱いており、その苛立ちをナチュラルであるジェスにぶつけていた。
テスト中にシンをトラップで謀殺しようとまでした(結果としてこのトラップにかかってしまったのはジェスだったが)。この時、マーレの使用したトラップは、中に朽ち果てた105ダガーがあった事から、地球連合軍が仕掛けていたローエングリン砲台であると推測される。運用テスト後、アビスの正式パイロットに選ばれたが、アーモリーワンでの強奪事件の際にステラ・ルーシェに撃たれ重体になる(『SEED DESTINY』でも顔は見えないが、一瞬だけ撃たれているのが確認出来る)。
意識不明となっていたが、奇跡的な回復をとげ、ようやく念願のインパルス(デスティニーインパルスの1号機)のパイロットになったが、目的達成のために手段を選ばない性格は相変わらずである。また、ナチュラルへの敵愾心は更に増しており、サーペントテール叢雲劾と組んでマーシャンの調査任務に当たった際には、たまたま遭遇した地球連合軍の戦艦を警告も無しに撃沈する暴挙を行った。
カイトがコレクションのMSを隠しているコロニー内に潜入し、イルド・ジョラールが搭乗するプロトセイバーマーズジャケットの介入もあって、無差別攻撃を慣行するも、プロトセイバーからのウイルス送信によって、デスティニーインパルスのシルエットが外された上に、そのシルエットを、ジェスの操縦するアウトフレームDに奪われてしまう。それでも攻撃をやめようとしないマーレであったが、劾の警告によってやむなく撤退する。

ルドルフ・ヴィトゲンシュタイン 編集

【性別:男性・コーディネイター / 年齢:不明 / 所属:ザフト / 搭乗機:ルドルフ専用グフイグナイテッドルドルフ専用グフイグナイテッド改 / 登場作品:-|-|-|-|○|○】
『FRAME ASTRAYS』に登場。かなりの資産家の家系の出身であり、「華麗なる英雄」、略して「麗雄」を自称しているが、実力はあまり伴っていない。また、自己顕示欲が強く、特注のパイロットスーツを着用し、搭乗機は金にモノを言わせて勝手に改造しており、更には機体を派手なゴールドに塗装するなど、成金趣味的な部分を持っている。
プライドは非常に高い(弱すぎる相手は「倒す価値もない」と見下す)が、その能力は コーディネイターとしては平凡で、これまでの戦果も相手が少人数であり、なおかつナチュラルであったからに他ならず、本場のエースパイロットと対決した経験は一度も無く、戦場に突如現れたブルーフレームサードに無防備に斬りかかり返り討ちにあうなど、それに見合う実力があるかどうかは疑問が残る。また、換装したばかりの右腕をシグーを駆るジストに切り落とされ、さらにパトロールの途中にライゴウガンダムと遭遇し、頭部を切り落とされていると散々であった。
しかし、第4軍に奪取された基地の奪還作戦では思いもよらない活躍を見せ、また我慢の限界となり暴走しようとしていたジストを説得して制止したといった面も見せている。このような部分からも、決して無能ではなく、また根っからの悪人でもない事がうかがわれプラモデルの専用グフイグナイテッドの解説ではたとえ負けても生き残ることから運の強さだけはあると書かれている。ナチュラルであるレオンズが新たな指揮官になった事には、反感を抱いている。
搭乗機は量産型グフイグナイテッド。改造や塗装にかかる費用等は全て自己負担であるが、金色にされている以外はノーマル機と全く同様のスペックになっている。

アレック・ラッド 編集

【性別:男性・コーディネイター / 年齢:不明 / 所属:ザフト / 搭乗機:アレック専用ケルベロスバクゥハウンドアレック専用ブレイズバクゥハウンド / 登場作品:-|-|-|-|○|-】
『FRAME ASTRAYS』に登場。レオンズが赴任する以前に、東アジアにおいて指揮官を務めていたパイロット。パイロットとしての腕は確かで、ユーラシアの永久凍土地帯での戦いでは不利な状況にもかかわらず、仲間を鼓舞し、敵を撤退させている。また、東アジアの戦いにおいてもハイペリオンGを駆る劾と互角に戦ったり、シグーを駆るジストを撃破するなど、実力は一流。
常に正々堂々と戦う姿勢は敵味方から賞讃され、「ミスター・ジェントル」の異名を持つ。しかし、その性格ゆえに地域制圧の任務には不向きであり、業を煮やしたザフト軍の上層部は、新たに民間の軍事会社よりレオンズを派遣させた。やり方の違いから、常に効率を求めるレオンズとは対立しているが、自分で撒いた種であり、止むを得ない事であると言える。搭乗機であるケルベロスバクゥハウンドは彼の潔癖さを体現するかのように真っ白に塗装されている。
レオンズと共に連合、ゲリラとの和平会談に向かうが、連合と交戦状態となり、レオンズをかばってルカスのストライクEの対艦刀で機体を真っ二つにされるが、ソキウスに助け出され、一命を取り留めている。

アイザック・マウ 編集

(Issac Mau)
【性別:男性・コーディネイター / 年齢:不明 / 所属:ザフト、クルーゼ隊→ジュール隊、火星オーストレールコロニー使節団 / 搭乗機:ゲイツ[16]ケルベロスバクゥハウンド専用機、ザクウォーリア専用機、デルタアストレイ / 登場作品:-|-|-|○|-|-】
『SEED』『Δ ASTRAY』などに登場。クルーゼ隊の補充クルーとして『SEED』本編「PHASE-43 立ちはだかるもの」で見られたモブキャラクターの一般兵を後年に設定補強し、『DESTINY』外伝漫画にて本格的に登場したキャラクター。専用機とするMSのパーソナルカラーは薄緑。
ギルバート・デュランダルに深い信頼を寄せており、地球圏に訪れたアグニス・ブラーエ率いるマーシャンら火星使節団のオブザーバーとなっての同行を命じられる。しかし当初は気乗りしておらず地球連合やオーブにも強い不信感を持っていたため意見対立することが多かったが、地球圏の争乱をアグニス達の目線で見ていく中で心情に変化が現われてくる。デスティニープランが宣言された当初は信奉心もあいまって肯定したが、それに近い環境で生きてきたマーシャン達自身が否定し、遺伝子管理社会とは異なる "新たな扉" を開こうとする生き方を知る。迷いもあったが最終的にはデュランダルの創ろうとする世界とは違う未来を選び、アグニス達の仲間に加わった。
ちなみに、巻末おまけ4コマ漫画などにおけるコメディを含めた話ではあるが、かつて同期の仲間だったシホ・ハーネンフースのことが好きらしく自分から送った手紙の返信メールを待っていた。また、アイザック自身の好意的な気持ちとは裏腹に、次第にデュランダルからは「今は忙しい」と突き放され、元隊長として敬っていたイザーク・ジュールからも「そんな奴は知らん!」とまで言われ、ぞんざいに扱われるようになった事を涙ながらに嘆いていた。

地球連合軍 編集

特殊情報部隊 編集

マティス 編集

【性別:女性 / 所属:地球連合軍 / 登場作品:-|-|○|-|-|-】
『DESTINY ASTRAY』に登場。地球連合軍特殊情報部隊を率いる謎の女性。地球連合軍に所属してはいるが、自身の思惑によって部隊を動かしている。
マティアスの妹であり、「一族」の党首。また、マティアスを追放した張本人である。一族の伝統に従い、人類全体に幸福を実感させるため、部分的に不幸を与えたり、場合によっては戦争による口減らしなどを行っている。人類が生きていくためには一族による管理が必要不可欠と考えていて、目的のためには手段は選ばない性格だが、利己的ではない。
自分の目的を達する上で障害となり得る13名の人物をトランプのハートのカードに見立てて「イレギュラー13」と呼んでおり(Aがキラ、2がロウ、4がプロフェッサー、6がエドワード、Qがラクス)、最終的にジェスの事は、最も危険なジョーカーと呼称している。地球圏に更なる混乱をもたらす為に、ブルーコスモス新盟主ロード・ジブリールに、サトー率いるザフト軍脱走兵達がユニウスセブンを降下させている証拠映像を提供した張本人。ロゴスを支持している一方で、ギルバート・デュランダルの行動を裏から手助けするなど、自らの目的を達成する為に情報を操り利用していた。また、自分たち一族がいなければデュランダルは世界にとって危険な存在になるとも考えていたようである。また、ケナフ・ルキーニとは対立関係にあり、彼の行方について探っている。マティアスによって、自身が搭乗した戦艦を自爆させられ、マティアスと共に散っていった。

イルド・ジョラール 編集

【性別:男性・コーディネイター / 年齢:不明 / 所属:地球連合軍特殊情報部隊 / 搭乗機:プロトセイバープロトセイバー+11 / 登場作品:-|-|○|-|-|-】
『DESTINY ASTRAY』に登場。地球連合軍特務情報局所属の戦闘用コーディネイターで、プロトセイバーのパイロット。 コードネームは「スカウト0646」。
カイト・マディガンと同じ“サーカス”の出身であり、カイトに対し異常な執着心を持つ。少しながら子供っぽい一面もある。サーカス時代は、落ちこぼれであったらしく、パイロットスーツの下は、尋常とは言えない程の痩せこけた体つきになっている。
マティスの指示にしか従おうとしない為、情報局の一員達からは信頼されておらず、乗機のプロトセイバーの整備においても型どおりの整備しかされていない。一族が滅んだ後は、残された遺産の一部を手に入れて勝手気ままに行動している。そんな放蕩振りからか、以後は登場しても貧乏くじを引く形になる事が多い。
ちなみにその髪型から製作スタッフ達の間では「悪いアムロ」と呼ばれている。

ファントムペイン 編集

エミリオ・ブロデリック 編集

【性別:男性・ナチュラル / 年齢:20歳 / 所属:地球連合軍第81独立機動群ファントムペイン / 搭乗機:イージスロッソイージスストライクE / 登場作品:-|-|-|○|-|-】
『Δ ASTRAY』に登場。地球連合軍第81独立機動群ファントムペイン中尉。イージス及びその強化発展機であるロッソイージスに搭乗する。オーブ領海内で討ち漏らしたアグニス達マーシャンを抹殺すべく派遣された。
スウェン・カル・バヤンなどホアキン隊のメンバーと同様に、ブルーコスモス管轄の養護施設の出身者で、幼少から兵士として徹底的な教育を叩き込まれている。
ファントムペイン内でも特に偏執的な反コーディネイター思想の持ち主で、たとえ上官の制止があろうとも、機械の如く無慈悲な殺戮を強行する。コーディネイターがナチュラルの平和を乱すと信じきっていたが、コーディネイターが生まれる以前からナチュラルは争いを繰り広げていた事実をアグニスから突きつけられ、錯乱状態になり暴走する。最後はアグニスに敗れるが、彼の計らいで乗機が破壊されるだけに留まり、生存した。
アグニス達に拘束された後は、ジェスから取材を受けており、乗機もロウ達ジャンク屋ギルドによって修復されている。その後に連合の施設の調査の際に、隙を見てダナとともに脱走してストライクEを入手した。だが、自分の心が変化していることに気づいて脱走を止め、ダナを裏切って対艦刀で切り裂いた。その後、アグニス達と和解した。

ダナ・スニップ 編集

【性別:男性・ナチュラル / 年齢:22歳 / 所属:地球連合軍第81独立機動群ファントムペイン / 搭乗機:ブリッツネロブリッツストライクE / 登場作品:-|-|-|○|-|-】
『Δ ASTRAY』に登場。地球連合軍第81独立機動群ファントムペイン中尉。ブリッツ及びその強化発展機であるネロブリッツに搭乗する。同僚エミリオと共にオーブ領海内で討ち漏らしたアグニス達マーシャンを抹殺すべく派遣された。
神経質なエミリオとは対照的に奔放かつ軽い性格の持ち主で、他者や集団に束縛される事を何よりも嫌う。そんな自由を好むはずの彼が束縛の最たる例である軍組織に在籍する理由は、戦闘の興奮と殺戮の快楽、ただそれのみである。ミラージュコロイドで敵を翻弄するが、最後はジェスの援護を受けたディアゴにより撃墜される。しかし、アグニスの計らいによって乗機が破壊されるだけに留まり、命に別状は無かった。
アグニス達に拘束された後は、ジェスから取材を受けており、搭乗機もロウ達ジャンク屋ギルドによって修復されている。その後に地球連合軍の施設の調査の際に、エミリオと共に脱走し、ストライクEを入手する。だが、エミリオに裏切られて対艦刀で切り裂かれた。

その他の連合軍人 編集

スリー・ソキウス 編集

【性別:男性・戦闘用コーディネイター / 年齢:不明 / 所属:地球連合軍 / 搭乗機:ハイペリオンG / 登場作品:-|-|-|-|○|-】
連合軍によって作られたコーディネイターのソキウスの1人。かつての上官の気遣いにより東アジア戦線に転属し、ブルーコスモスによる処刑、薬物処理を免れている。

バルサム・アーレンド 編集

【性別:男性・ナチュラル / 年齢:不明 / 所属:地球連合軍ユーラシア連邦 / 搭乗機:ハイペリオン(2号機) / 異名:アルテミスの荒鷲 / 登場作品:-|○|-|-|-|-】
『X ASTRAY』に登場。ユーラシア連邦が開発したハイペリオン2号機のパイロットであり、「アルテミスの荒鷲」を名乗っている。カナード・パルスがオルテュギアでアルテミスから脱走した際に追撃を行う。ハイペリオンのアルミューレ・リュミエールに頼りすぎた故に、それをカナードに破られた直後、コクピットを潰され戦死した。
2号機の左肩には計7個の撃墜マークがあるが、これらは全てシミュレーション上の撃墜数であり、実際にはこれがハイペリオンでの初陣で、「アルテミスの荒鷲」という異名もムウ・ラ・フラガの「エンデュミオンの鷹」を真似た自称である。カナードとの戦闘後、ハイペリオン2号機はハイペリオン1号機の修理用パーツとなった。
相手がカナードであったことを差し引いても僅か数ページで、しかも半壊した同性能機にやられた為に【ガンダム史上で最も弱いガンダムパイロット】というなんとも不名誉な印象がある。

ルカス・オドネル 編集

【性別:男性・コーディネイター / 年齢:不明 / 所属:ザフト軍 → 地球連合軍 / 搭乗機:ジンハイマニューバ2型ルカス専用ストライクEライゴウガンダム / 登場作品:-|-|-|-|○|-】
『FRAME ASTRAYS』に登場。元ザフト軍所属のエースパイロット。戦う事自体を自らの生きがいとしており、その多大な戦果から「猛獣」の異名をほしいままにしていた。C.E.73年に再び巻き起こった戦争にも、最初はただ戦う事に強い興味を抱き戦っていた。
しかし、今回の戦争がギルバート・デュランダルを始めとするプラント政府側の人間によって利用されている事に気付き始めてからは、戦争への興味をなくしていたのだが、エースパイロットという立場上により、軍を抜ける事も叶わなかった。地球連合軍との戦闘中に、ハーフコーディネイターであるジスト・エルウェスの搭乗する紅いシグーと遭遇したルカスは、連合の捕虜になればザフト軍を抜けられると考え、わざと彼に敗れて地球連合軍に寝返った。
現在はフジヤマ社の預かり兵となっているが、ルカスを完全には信用していないフジヤマ社により外科手術が行われ、首筋から顔にかけて爆発物を埋め込まれている(これはルカス自身が「自分を信用できないのであれば、自分に鎖をつなげばいい」と提案したことも理由のひとつである)。好戦的な割に常に知的で冷静な性格をしている事から、「静かなる虜獣」という新たな異名を持っている。また、戦いの中に身をおいて楽しむことが生きがいな為、自分の人生に幸せな結末を求めていない。
ザフト、ゲリラとの和平会談に向かう途中にスーと交戦し、連合の基地の新型の存在をほのめかす。スーがライゴウガンダムを強奪した後は、連合を裏切り、ジストやスーと共に第4勢力となって東アジアを支配すべく行動する。なお、体に埋め込まれていた爆弾はすでに自分で解除していた。最終的に、叢雲劾の駆るブルーフレームサードにライゴウごと斬られ、死亡。
ザフト軍時代はジンハイマニューバ2型に搭乗していたが、地球軍離反後はフジヤマ社より譲渡されたストライクEを搭乗機にしており、アナザートライアルストライカーも受け取っていた。そして反乱後は、スーが奪い取ったライゴウガンダムに搭乗していた。パーソナルマークは鎖につながれた竜。

ジスト・エルウェス 編集

【性別:男性・ハーフコーディネイター / 年齢:不明 / 所属:地球連合軍 / 搭乗機:ジスト専用シグージスト専用シグーアサルト / 登場作品:-|-|-|-|○|-】
『FRAME ASTRAYS』に登場。地球連合軍に所属している青年。ナチュラルとコーディネイターのハーフであり、出生の立場上から「混沌の申し子」と呼ばれている。
ユニウスセブン落下テロ事件後に起こったプラント宙域での戦闘にも参加しており、当時はまだザフト軍に所属していたルカス・オドネルと交戦し、彼を捕虜として地球連合軍に迎え入れる事になった。ジストもまた、ルカスと同様に地球連合軍上層部からは信頼されておらず、搭乗するシグーは目立ちやすい紅で塗装されている。これは「行動監視」という敵味方以上の識別も持っている。
パーソナルマークに蝙蝠を選び、ハーフコーディネイターである自分を「雑種」、コーディネイターを「血統書付き」と呼んでいる事などからも、かなり皮肉屋な面もあるようだが、ジスト自身の性格は至って明るく、周囲の偏見を気にしてはいない。ルカスとは、訓練でよく模擬戦を行なっている様で、それなりに良い付き合いの様である。
周囲に自分の存在を認めさせる為に、戦いで勝つことに執念を燃やしており、コーディネイターであるアレックに敗れてプライドを傷つけられたことにより、ルカスと知り合って以来封印していたアサルトシュラウドを開放。その後、ルカスと共に反乱を起こす。しかし、ルカスのスーへの接する態度が自分に対するものと同じだと感じてからは、自分もスーと同様にルカスに利用されているのではと不信を抱く。最終決戦では、その不信が爆発してルカスを背後から撃とうとしたが、ルドルフに諭されて戦意を失う。

マーシャン 編集

アグニス・ブラーエ 編集

【性別:男性・コーディネイター / 年齢:16歳 / 所属:マーシャン / 搭乗機:デルタアストレイターンデルタ / 登場作品:-|-|-|○|-|○】
『Δ ASTRAY』に初登場。火星のオーストレール・コロニーからやって来たマーシャン(火星人)。セトナ・ウィンタースの弟。火星から派遣された使節団のリーダーだが、使節とは別に特別な任務を与えられている。赤い瞳とシルバーブルーの長髪が特徴的な美少年。
遺伝子調整によって生まれながらにリーダーとしての資質が与えられている一方、MSパイロットとしても高い技量を誇り、デルタアストレイのメインパイロットとして活躍する。危険を恐れぬ勇気を持ち、「まず相手を信じる事が、敵を作らず相手の敵とならない為の最善の方法」という信条を唱えているが、短気であり、激しくなり易い一面も見せる(アイザック曰く「まるでイザーク隊長のよう」)。また、何処か自分の信念や理念を他人にまで強いる部分を持っており、ロンド・ミナ・サハクにもその事を厳しく指摘されている。
遺伝子に裏付けされた自分の能力に自信を持っており、ある意味でギルバート・デュランダルに近い思想を持っている人物だったが、多くの人々との出会いや戦いの中で自分を遺伝子という枠に縛り付けていたことを悟り、改めて地球と火星の共存のために戦う事を決意する。激昂した時の口癖(決め台詞?)は、「我慢ならん!!」
『VS ASTRAY』でターンデルタを未知の敵(後にライブラリアンのレーゲンデュエルと判明)との交戦で大破され、ロウに修理を依頼しようとするが、ロウの機体の強化を選択してターンデルタのパーツを提供する。

セトナ・ウィンタース 編集

【性別:女性・コーディネイター / 年齢:13歳(実年齢は18歳) / 搭乗機:ターンデルタ / 登場作品:-|-|○|○|-|-】
『DESTINY ASTRAY』に初登場。神出鬼没の謎の美少女。なぜかジェス・リブルのアウトフレームのユニットバスの中にいる所をジェスとカイトに見つかり、それ以来ジェス達のところに居候している。特技は、家事全般で、特に料理が得意。彼女がしている首飾りがプレア・レヴェリーの物と似ているのは、連合に生み出されたクローンであるプレアと共にマティアスの元で保護された為。ジェスやカイトに接触したのも、ジェスに期待を寄せていたマティアスの意図によるものであったと思われる。
歌唱力もかなりのものらしく、ジェスが「プラントの歌姫みたいだ」と誉めている。ピンク色の髪をしている上に、実年齢が同じ18歳である所為もあり、ディアゴラクス・クラインをセトナの成長した姿だと勘違いした。
時々ジェス達のところからいなくなり、プレア・レヴェリーの幻影に接触、いつの間にか帰ってくる。救難ポッドで宇宙空間を漂っているところをロウ達に救助されたこともあり、その行動は謎に包まれている。
実は火星のオーストレールコロニーの出身者で、同コロニーのシンボル的な存在となるべく生み出されたコーディネイターである。しかしシンボルとして人々に崇められるより人々に尽くして生きることを望み、幼い身の上で地球行きの船に忍び込んで火星から逃亡。しかし船が事故に遭い、救命ポッドの中で5年間、冷凍睡眠状態で眠り続けた。そして『Δ ASTRAY』の物語が始まる5年前(C.E67と思われる)、プロフェッサーによって救助され、その後はマティアスの元で保護を受けたようである。
マーシャン使節団のリーダーであるアグニス・ブラーエの姉だが、冷凍睡眠で5年間も眠っていたため容姿は子供のままで、外見的にはアグニスの方が年齢は上に見える。人は遺伝子の定めを超えて進化できると考えており、新たな決意を固めたアグニスをサポートする。
ジェスの前では『DESTINY ASTRAY』時の性格に戻る。
一部の読者からはマーシャン版ラクス(実際ディアゴも当初ラクス=セトナと勘違いしている)と評されている。

ナーエ・ハーシェル 編集

【性別:男性・コーディネイター / 年齢:19歳 / 所属:マーシャン / 搭乗機:ガードシェル / 登場作品:-|-|-|○|-|-】
『Δ ASTRAY』に登場。アグニスと共に火星からやって来たマーシャン。使節団の副官で、MAガードシェルのパイロットでもある。肌の色は褐色、髪の色は金。人間関係の仲介役としての役目と才能を与えられたコーディネイターだったが、その優れた頭脳を評価され、使節団に加えられた。
短気な一面を持つアグニスを冷静かつ的確にサポートする。アグニスからの信頼は厚く、ナーエもまた遺伝子の定めを振り切る切っ掛けを与えてくれたアグニスを心から信頼している。語尾にクエスチョンマークをつける事が多い。
使節団の中で唯一デルタアストレイに仕掛けられた自爆装置といえる装置の存在を上層部から知らされていた。セリフにはほぼ全て語尾に「?」が付くので、シナリオライターは彼のセリフを考えるのが大変らしい。

ディアゴ・ローウェル 編集

【性別:男性・コーディネイター / 年齢:16歳 / 所属:マーシャン / 搭乗機:レッドフレームMJマーズジャケット / 登場作品:-|-|○|○|-|-】
『DESTINY ASTRAY』に初登場。アグニスのチームのメンバーではなく、ロウ達の船に乗船して地球に来たマーシャン。セトナ・ウィンタースに仕える為に遺伝子調整されたコーディネイターで、セトナに絶対の忠誠と敬愛を捧げている。
単純で直情的な性格をしており、その性格が災いして、幼い頃より無用なトラブルを招く事が多く、地球人に対しても、何処か偏見的な考え方を持っており、何かと地球人とマーシャンの差をつけたがる様な発言が多い。
行方不明になったセトナを探し出す為、本国の調査が打ち切られた後も彼女を探し続け、ついには地球にまでやって来たが、隙を見てロウの所有していたレッドフレームMJを盗んでいる(後に返却するが、ロウがMJの本体をシビリアンアストレイJGカスタムに変更して彼に渡している)。
ラクス・クラインを成長したセトナだと思い込み、アークエンジェルの事を「ラクス(セトナ)をさらった極悪人の船」と誤解して追跡するが、とある洋上で本物のセトナと再会。それを機にアグニスたちと行動を共にするようになる。

ライブラリアン 編集

プレア・レヴェリー(カーボンヒューマン) 編集

【性別:男性・カーボンヒューマン / 年齢:- / 所属:ライブラリアン / 搭乗機:ニクスプロヴィデンス / 登場作品:-|-|-|-|-|○】
『VS ASTRAY』に登場。「ライブラリアン」の最高位である「最高司書官」としての地位にいる人物。若くして死んだプレア・レヴェリーと同姓同名だが、こちらは青年。ニクスプロヴィデンスのパイロット。
その成長した姿は原型となったプレアがクローンであり「遺伝子のテロメア欠損=肉体年齢」とシステムが誤認してしまった為であり、ライブラリアンが彼を作り出したのは「サー・マティアスの遺産」を手に入れる為で遺産はプレアの遺伝子がカギとなっていたからであった。
マティアスの遺産を持っていたため最高司書官の地位を手に入れたが、ライブラリアンがカーボンヒューマンによる最高の兵士を作り出そうとしていたのに対し、プレアの真の目的はカーボンヒューマンが不完全な兵士である事を証明するため、劾やカナード達と本気で戦い、そして敗北する事だった。
ライブラリアンが崩壊した後は、ロウたちの勧めで火星に移住した。

ND-HE(エヌディ・ヒィ) 編集

【性別:男性・カーボンヒューマン / 年齢:- / 所属:ライブラリアン / 搭乗機:ゲイルストライク / 登場作品:-|-|-|-|-|○】
『VS ASTRAY』に登場。ゲイルストライクのパイロットを務める、顔が全て覆い隠されたタイプのフルフェイスヘルメットを常に着用している謎の人物。名前も「No Data High Error」という言葉の頭文字を繋げただけに過ぎない。
その正体は劾のパーソナルデータをコピーしたカーボンヒューマン。収拾可能なデータの関係で、地球連合軍の研究所時代の容姿を持つ。
オリジナルの劾同様冷静な判断力を有するが、データが彼の若いころのものだったためオリジナルと比べると直情的な面が多い(本物の劾が失ってしまった「若さゆえの衝動」とも言われる)。
ライブラリアンが崩壊した後は、ライブラリアンのデータ保管所を全て破壊する為に地球圏に残り、保管所の一つがあるアジア圏にやってきたところでトロヤ・ノワレと遭遇する。

ロンド・ギナ・サハク(カーボンヒューマン) 編集

【性別:男性・カーボンヒューマン / 年齢:- / 所属:ライブラリアン / 搭乗機:アストレイミラージュフレームミラージュフレーム セカンドイシューミラージュフレーム サードイシュー/ 登場作品:-|-|-|-|-|○】
『VS ASTRAY』に登場。ASTRAYにおいてロウとの戦いの直後に劾によって止めを刺され、戦死したが、ライブラリアンの技術によってカーボンヒューマンとして復活した。乗機は第5のアストレイ、ミラージュフレーム。
ライブラリアンのメンバーとして姉のミナとの戦闘も厭わないが、ライブラリアンの使命よりも自分を殺害した劾への復讐を優先している。姉が守る宇宙ステーション「アメノミハシラ」を襲撃した際、駆けつけた劾に再び敗北。さらに増した復讐心から、ミラージュフレームの改良だけでなく、自身の肉体の改造を行った。
さらなる肉体改造を施したギナは、改良されたミラージュフレーム セカンドイシューで無断出撃を行うが、その前に命令無視を止めようとした、リリー・ザヴァリーのネブラブリッツを容易く撃破した。そして劾に再び戦いを挑むが、劾に挑発されて冷静さを完全に失ってしまい、動きを全て見切られて敗北。ついには人間では操縦できないと言われるミラージュフレーム最終形態である、ミラージュフレーム サードイシューで劾に最後の戦いを挑むが、またも劾に敗れる。
ライブラリアンが崩壊した後は、廃棄コロニーで損傷したサードイシューの修理を行っていた。修理が完了したところにカイトを探しにやって来たイルド・ジョラールと遭遇し、交戦に入る。

蘊・奥(カーボンヒューマン) 編集

【性別:男性・カーボンヒューマン / 年齢:- / 所属:ライブラリアン / 搭乗機:レッドフレーム(レプリカ)ジンハイマニューバ2型 / 登場作品:-|-|-|-|-|○】
『VS ASTRAY』にて、レッドフレームのレプリカ機に搭乗してロウと対決。この時は晩年の姿ではなく、剣士としての腕前が最も優れていた壮年の頃の姿であった。ロウに敗れてヒィに基地まで連れ帰られた後に、ジンハイマニューバ2型に搭乗してリリーのネブラブリッツと戦うが、ネブラブリッツのミラージュコロイドテレポートシステムによって再び敗れるが、実際にはまだ生きており、ライブラリアンの本拠地にやって来たロウにプレアの正体を明かした。
彼自身はライブラリアンに従う振りをして、実際には戦いを望まないライブラリアンが暮らせる様、火星のマーシャンに交渉していた。
ライブラリアンが崩壊した後は、グレイブヤードに残されたロストテクノロジーを後世に伝える為にグレイブヤードに向かい、そこで犬の伝八と再会する。

グゥド・ヴェイア(カーボンヒューマン) 編集

【性別:男性・カーボンヒューマン / 年齢:- / 所属:ライブラリアン / 搭乗機:ヴァンセイバーイライジャ専用ザクファントム / 登場作品:-|-|-|-|-|○】
『VS ASTRAY』に登場。ヴァンセイバーのパイロット。イライジャをライブラリアンに誘い、断られて交戦する。ヴァンセイバーにある程度のダメージを受け、機体を降りた後に、イライジャのザクファントムを奪ってライブラリアンを脱走する。その後、自分をベースとしたソキウス達と接触し、協力を要請した。

フィーニス・ソキウス 編集

【性別:男性・戦闘用コーディネイター / 年齢:不明 / 所属:ライブラリアン / 搭乗機:ヘイルバスター / 登場作品:-|-|-|-|-|○】
『VS ASTRAY』に登場。ラテン語で「最後」を意味する名を持つ、心理コントロールされていないソキウス。他のソキウスとは異なり好戦的な性格であるが、これが服従遺伝子をはずされたためかは不明。ヘイルバスターのパイロットを務める。
当初は純粋に破壊を楽しんでいたが、ギナの随伴者として活動しているうちに、単なる物理的な破壊活動では満足できなくなっていく。自問自答の末、ヒトを辞めてまで劾の打倒を目指すギナの姿に究極の破壊を見出し、ギナの心と身体が完膚なきまでに壊れていくのを見届ける事を至高の楽しみとする。
ライブラリアンが崩壊した後も、ギナと行動を共にしている。

リリー・ザヴァリー 編集

【性別:女性・コーディネイター / 年齢:不明 / 所属:ライブラリアン / 搭乗機:ネブラブリッツゴールドフレーム 天ミナ / 登場作品:-|-|-|-|-|○】
『VS ASTRAY』に登場。「最高司書官」直属部隊所属で、ネブラブリッツのパイロット。
ネブラブリッツの特殊能力「ミラージュコロイドテレポートシステム」を唯一使え、その際は多重人格的な動向を見せるが、実は性格の多少異なる20人のリリー・ザヴァリー(細胞分裂の段階で意図的に受精卵を分割して作られた一卵性多胎児)が存在し、リリー同士による量子通信によって「ミラージュコロイドテレポートシステム」が可能となっている。リリーの1人は無断出撃したロンドとの交戦で敗北(その後は他の仲間達と共に蘊・奥に助けられた)。

ロウと接触したリリー 編集

ロウのレッドフレーム改との交戦で機体を失い、ロウ達の監視下に入ったリリー。基本的に冷静な性格であり、当初はジャンク屋の捕虜になったと勘違いしていた。そんな中、さも普通に自分と触れ合うロウや樹里に戸惑いを感じながらも暖かさを感じていく。その後他のリリー達がロウ達に再び攻撃を仕掛けるのを量子通信で察知し、このままではジャンク達に危険が及ぶと察したリリーは、彼等と触れ合う事で戦わなくても話し合いで分かり合えると確信し、説得する為にゴールドフレーム 天ミナで出撃する。
説得するために出撃したリリーだが、他のリリーは彼女の話を聞かずに攻撃を仕掛けてくる。ロウが整備したゴールドフレーム天 ミナによって、何とか4人相手に戦うが次第に追い詰められる。その後駆け付けたイライジャのヴァンセイバーとロウのレッドフレーム改の援護によって、他のリリーの命を奪う事無く機体を行動不能にして助け出した。この戦闘を監視していたリリーもいたが、ヴァンセイバーと衝突して、降伏した。
ライブラリアンが崩壊した後、最終的に大半が火星へ旅立ったが、ロウと交流した6人のリリー達はしばらくジャンク屋に居候していた。だが彼女は「このままロウ達と居れば彼らを再び危険にさらしてしまうのでは」と考え、他の仲間達と共にジャンク屋を去ろうと考える。そんな時ロウに「自分が本当はロウ達と一緒に居たい」という本心を見抜かれ、「迷惑を掛けると考えているならその分頑張ればいい。迷惑を掛けて助け合うのが仲間だ」という言葉に、頑ななリリーの心も氷解し、ロウ達ジャンク屋と一緒に居る事を決めた。

脚注 編集

  1. ゆえに発声機能は無く人語を用いることは出来ないが、『MOBILE SUIT GUNDAM SEED ASTRAY RED FRAME』(セルDVD 『STARGAZER』 特典収録映像)の劇中では声(声優:愛河里花子)を発し、人間そのもののように流暢な会話が可能な設定になっていた。
  2. MICHELLE(マイケル)、COOPER(クーパー)、LINDA(リンダ)、MICOTO(ミコト)、MARK(マーク)と5機それぞれに名称がある。
  3. 2005年刊行の『ASTRAY B』の単行本書き下ろしエピソードにも登場している。
  4. スニーカー文庫版『DESTINY ASTRAY』第1巻プロローグで『ASTRAY B「TACTICS 05:フル・ウェポン」』のエピソードをジェスの視点から描いている。
  5. 登場自体は『X ASTRAY』が先。
  6. 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 小説版 第1巻
  7. 7.0 7.1 7.2 7.3 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 小説版 第2巻
  8. イレブンが先に脱走し、セブンが後で同様の考えになり、追従した。
  9. 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E.』のカナードのプロフィールより。
  10. スーパーロボット大戦W』での、ラウとの対戦時におけるカナードの台詞「俺にキラ・ヤマトの事を教えた男か」より。
  11. 『小説版』2巻。ただ「ロンドからの指示」という記述で、ギナの指示かミナの指示かは不明。
  12. ロウは以前オーブ本土でギナと邂逅しているが、アメノミハシラのミナがギナと別人であることに気付いていなかった。
  13. 機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY 第2巻
  14. 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY 漫画版 第4巻 p175
  15. 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY フォトストーリー 下巻 p117
  16. 『機動戦士ガンダムSEED MODELS VOL.2』 ホビージャパン、142頁。

関連項目 編集


en:List_of_Mobile_Suit_Gundam_SEED_Astray_characters
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