Fandom


機動戦士ガンダムUC
ジャンル SFガンダムシリーズ
小説
著者 福井晴敏
イラスト 安彦良和虎哉孝征
出版社 角川グループパブリッシング
掲載誌 ガンダムエース
レーベル 角川コミックス・エース</br>角川文庫</br>角川スニーカー文庫
刊行期間 2007年2月号 - 2009年8月号
巻数 全10巻
その他 原案矢立肇富野由悠季</br>キャラクターデザイン:安彦良和</br>メカニックデザインカトキハジメ
OVA
原作 矢立肇富野由悠季福井晴敏
監督 古橋一浩
キャラクターデザイン 高橋久美子
メカニックデザイン カトキハジメ石垣純哉、玄馬宣彦
アニメーション制作 サンライズ
発表期間 2010年3月12日 -
話数 全6話(予定)
コピーライト表記 ©創通・サンライズ
漫画:機動戦士ガンダムUC バンデシネ
原作・原案など 矢立肇、富野由悠季、福井晴敏
作画 大森倖三
出版社 角川グループパブリッシング
掲載誌 ガンダムエース
レーベル 角川コミックス・エース
発表号 2010年3月号 -
巻数 既刊3巻
テンプレート使用方法 ノート

テンプレート:Portal機動戦士ガンダムUC』(きどうせんしガンダムユニコーン、MOBILE SUIT GUNDAM UNICORN)は、福井晴敏による日本小説作品、及びこれを原作としたアニメ作品。角川書店ガンダムエース』誌上にて2007年2月号から2009年8月号まで連載された。

概要 編集

アニメについては「#アニメ」を参照

アニメ映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から3年後の宇宙世紀0096年が主な舞台となる。物語は宇宙世紀元年から始まり、その年に起こった、宇宙世紀誕生や一年戦争の発端にも関わるラプラス事件が物語の中核になる。なお、時系列的に『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に近い年代にあたるため、登場人物やメカニックの設定にもその内容が多く反映されているほか、『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』から発展させた設定や、約30年後の『機動戦士ガンダムF91』に繋がる描写もみられる。

キャラクターデザインと挿絵は安彦良和が担当し、4巻以降の挿絵は漫画版『終戦のローレライ』の作画をつとめた虎哉孝征が担当する。メカニックデザインカトキハジメ。福井はプロデューサー的立場も兼任する。

単行本は1巻あたり3回分の連載を収録し(福井がインターネットラジオで1話あたり原稿用紙100枚程度の長さだと語っている)、挿絵は小説の連載1回につきカラーが2 - 3点、残りはモノクロページで、計10カット前後が掲載されている。カトキハジメによるメカニック解説、設定考証担当の小倉信也による解説なども同時に掲載された。『ガンダムエース』元編集長の古林英明によると、この企画が開始されたのは2002年とのこと。雑誌『活字倶楽部』2005年夏号の福井晴敏インタビューでは、2006年頃を目処に新しいガンダムの準備をしていると語られた。2007年夏には、書店公開用のプロモーションフィルムが作成された。

2007年12月にはマスターグレードNo.102「ユニコーンガンダム」と2008年12月にNo.116「シナンジュ」のプラモデルが発売、単行本4巻、8巻の各特装版には、プラモデルに装着可能なオプション装備のキットを同梱するなど、小説作品としてあまり類を見ない試みも実施されている。また、本作は小説作品ながらコミックス流通で単行本が刊行されており、このことについて福井は、「本好きの方たちだけではなく、その外側に広がる“世間”へ仕掛けてゆく」ための実験といった趣旨の発言をしている[1]

本作のタイトルを決定した時点で福井は、アムロ・レイのトレードマークとして度々ユニコーンのモチーフが使用されていることを知らなかった。そのため、少なくとも構想段階では、その事と本作との特別な関連性は考慮していなかったという。また、ファン層としては、30代以降のファーストガンダム世代に特に人気だという[2]

2010年1月から文庫版のリリースも開始されたが、角川文庫角川スニーカー文庫の両方で同時刊行という異例の体制となっている。[3]前者はガンダム関連作品である事を極力控えており[4]、各種の広告でもあくまで福井小説として前面に押し出している。カバーイラストは加藤直之、カバーデザインは樋口真嗣が担当。口絵や挿絵はない。後者はこれまでに同レーベルで発売されたガンダムのノベライズ作品と同様の装丁と解説が収録されている。表紙イラストは美樹本晴彦、口絵及び挿絵は大森倖三が担当。キャラクター紹介のイラストとメカニック紹介の設定画は、安彦と虎哉とカトキが連載時に描いたものを使用している。

単行本8巻発売時にアニメ化を公表し、2009年4月25日に公式プレサイトを開設する[5]

『ガンダムエース』2010年3月号(No.091)より、漫画『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』を連載する。著者は大森倖三。大筋はアニメ版に準じているが、カトキハジメがデザインしたオリジナルモビルスーツや、既存モビルスーツの新バリエーションが登場している。

2010年10月26日にガンダムエースの増刊号である『ガンダムユニコーンエース Vol.1』が発売され、続刊も予定されている。

テンプレート:ネタバレ

あらすじ 編集

第二次ネオ・ジオン抗争、別名「シャアの反乱」の終結によって、地球圏には束の間の平穏が訪れた。

それから3年後、宇宙世紀0096年。工業コロニー「インダストリアル7」において、とある謀議が交わされようとしていた。政財界に絶大な影響力を持ち、地球連邦政府を影から操るビスト財団が、「袖付き」と通称されるネオ・ジオン残党軍に「それが開かれる時には連邦政府が滅びる」と言われる「ラプラスの箱」を譲渡するという。

一方、コロニー内に設置されたアナハイム工専に通う少年バナージ・リンクスは、オードリー・バーンと名乗る謎めいた少女と出会う。新たな戦争の火種となり得る箱の取引を阻止するべく、たった一人で行動を起こした彼女を手助けするうちに、日常に“ずれ”ているような違和感を抱いていたバナージは、次第にオードリーに惹かれていく。

だが、取引を察知した連邦政府とアナハイム・エレクトロニクス社地球連邦軍を軍事介入させ、コロニーは火の海と化してしまう。友人達と必死の思いで避難しながらも、オードリーの姿を捜し求めるバナージの前に、ビスト財団当主カーディアス・ビストが現れる。バナージは、瀕死のカーディアスから出生の秘密を知らされると同時に、箱の鍵となる、まるで神獣"ユニコーン"のごとく頭部に1本の角をもつ、白亜のモビルスーツを託される。

バナージは必死の思いでモビルスーツを起動させるが、「袖付き」と連邦の戦闘に巻き込まれる。目の前に出現した「袖付き」のモビルスーツを前に、死の恐怖を感じるバナージ。その時、ユニコーンに変化が起きる。一角が2つの角に分かれ、新たな顔が現れた。その機体の名はユニコーンガンダム

登場人物 編集

民間人 編集

以下の人物の詳細は各項目を参照。


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- 内山昂輝
本作の主人公。工業コロニー・インダストリアル7にあるアナハイム・エレクトロニクス社系列のアナハイム工業専門学校に通う学生。16歳。
一年戦争も含め戦乱を経験していないごく普通の少年で、学業の傍らブッホ・ジャンク社で、小型のモビルスーツ(プチ・モビ)を使いスペースデブリを回収するアルバイトをしていたが、狭いコロニーの中での変わり映えのしない生活に違和感を覚えていた。しかしオードリーとの出会いと、自身の秘められた出生から世界を揺るがす大きな争いに巻き込まれることとなり、事変の鍵を握る「ユニコーンガンダム」に搭乗することになる。
常人では到底耐えられないであろうユニコーンの負荷に適応する特異性をハサンから指摘され、また幼少の頃に特殊な訓練を受けさせられた経験から強化人間の可能性を疑われるが、後に薬物による強化は否定され、ニュータイプとして覚醒していく。
オードリーと出会った当初は、互いの生きてきた世界の違いから、考えが狭いなどと指摘されていたが、大人や組織同士のしがらみや駆け引きにとらわれない、いかなる悲しみを見てもなお希望を見つけようとするひたむきさが、オードリーやマリーダ達、周りの人間を動かしていく。
オードリー・バーン
声 - 藤村歩
本作のヒロイン。エメラルド色の瞳に、理性と高貴さ、そして謎を秘めた美しい少女。オードリー・バーンは偽名で、その正体はザビ家の末裔・ミネバ・ラオ・ザビ。16歳。
名前の由来は女優オードリー・ヘプバーン。ヘプバーンが映画『ローマの休日』で演じたアン王女に、部下の目を盗んで単独行動する自身の境遇を投影したことによる。なお、アニメ版ではインダストリアル7で『ローマの休日』のリバイバル上映が行われており、彼女の偽名の由来を連想させる演出が為されている。
タクヤ・イレイ
声 - 下野紘
バナージのルームメイトで同じアナハイム工専に通う少年。16歳。将来はアナハイム・エレクトロニクス社のテストパイロットを志望しており、モビルスーツにも詳しい。インダストリアル7襲撃の際にネェル・アーガマへ乗ることとなる。
ミコット・バーチ
声 - 戸松遥
アナハイム工専に隣接する私立のハイスクールに通う少女。16歳。インダストリアル7の工場長を父親に持つ。学校は違うもののタクヤと親しく、バナージに想いを寄せている。タクヤと同じくインダストリアル7襲撃の際にネェル・アーガマへ乗ることとなる。なお、アニメ版及びバンデシネ(漫画版)ではバナージ、タクヤらと同じアナハイム工専の生徒となっているなど設定が異なる。
アーロン・テルジェフ
声 - 横堀悦夫
アナハイム・エレクトロニクスの社員でユニコーンガンダムの開発者の1人。32歳。装甲材質部門の担当としてユニコーンガンダム開発計画に参加していたがインダストリアル7襲撃時、エコーズに重要参考人として拘束、ネェル・アーガマに収監される。サイコフレームなどサイコミュ関連の技術に詳しく、ユニコーンガンダムや回収したクシャトリヤの検分等を手伝うことになる。
エスタ
声 - 広橋涼
ミコットと同じ学校に通う友人。インダストリアル7遭遇戦時、シルビアらとともに死亡。アニメ版ではバナージらと同じアナハイム工専のクラスメイト。インダストリアル7遭遇戦時、デニスらと行動し死亡。
シルビア、マリオ、ラエラ
ミコットの友人。インダストリアル7襲撃時、流れ弾のビームの直撃を受け死亡。アニメには登場しない。
バンクロフト
声 - 楠見尚己
アナハイム工専の教員であり歴史の授業を担当している。アニメ版ではインダストリアル7襲撃の際、民間人の避難誘導を行っていたがマリーダが撃墜したリゼルの爆発に巻き込まれ、死亡。
デニス、トム、マルコ
声 - 朝倉栄介日野聡宮下栄治
アニメ版のオリジナルキャラクター達でバナージらと同じアナハイム工専のクラスメイト。インダストリアル7遭遇戦時、バナージら他の生徒十数人と避難中に資材搬出路のハッチで立ち往生していた際、流れ弾のビームの直撃を受け、他の生徒もろとも全員死亡した。

地球連邦軍 編集

以下の人物の詳細は各項目を参照。


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声 - 浪川大輔
本作におけるもう1人の主人公。地球連邦軍ロンド・ベル隊のMSパイロット。少尉。連邦政府初代首相でラプラス事件で非業の死を遂げたリカルド・マーセナスの後裔であり、ローナン・マーセナスの嫡男。23歳。理想や家族を捨てて政治家になった父ローナンとマーセナス家に反発し、連邦軍に入った。家の七光りではなく、自分の腕だけで名をあげようとパイロットになるも、いつまでもついてまわる家の影響に辟易している。内心はモビルスーツよりも航空機に憧れを抱いており、常にかの伝説的なエースパイロット、マンフレート・フォン・リヒトホーフェンが搭乗していた複葉機のプラモデルを持ち歩いている。搭乗機はリゼルデルタプラスバンシィ。それに伴い母艦もネェル・アーガマラー・カイラムゼネラル・レビルと乗り換えることに。
インダストリアル7内の戦闘、続く暗礁宙域でのシナンジュ迎撃戦においてネェル・アーガマ艦載MS隊最後の1人となるも、上層部の政治的意向で艦を降りることになる。しかしオードリーとの出会いを経たことで、闇に葬られるであろうこの事件を世に明らかにする決意を固め、独断でオードリー、タクヤ、ミコットを伴いネェル・アーガマに戻る。パラオ攻略戦ではデルタプラスを受領するが、ひそかにオードリーを同乗させ、戦闘終盤に戦線を離脱。パラオのマスドライバーで地球へと向かう。
地球到着後は移民問題評議会の議長である父ローナンの協力を仰ぐが、ローナンからラプラスの箱とマーセナス家の宿業を明かされたことで重い宿命に絶望し、オードリーを救うために、事実上の求婚をするが、このことがオードリーの失望を買う原因となってしまう。その後、ローナンの意を受けて「箱」の解放を防ぐためラー・カイラムに乗艦、ダカールの戦闘では先陣としてシャンブロと交戦し、友軍や避難民を助けて善戦する。ユニコーンに搭乗したバナージと共闘しシャンブロを撃破した後、新たに下されたユニコーン捕獲の命に反してバナージを逃がすが、好意も空しくマリーダの駆るバンシィに敗北したユニコーンは拿捕される。
囚われのバナージの身を案じていたが、アルベルトの口からバナージもまたビスト一族の1人と知り衝撃を受ける。ミネバが評議会と財団との政争の道具にされた挙げ句にその身柄が財団に引き渡されたことに凄まじい憤りを覚え、トリントン襲撃後、持ち場を離れてデルタプラスで単身ガルダに乗り込み、マーサを脅迫してオードリーを救出しようとするが、オードリー自身に拒絶されてしまう。直後、墜落するガルダからアルベルトを救出してバンシィで脱出。ともに失恋の傷心とバナージへの嫉妬と憎悪を抱くアルベルトと共鳴、ユニコーンを倒すべくバンシィを搭乗機とし、ゼネラル・レビルに乗艦する。先行部隊としてネオ・ジオン艦隊と戦うネェルアーガマ部隊を強襲。NT-Dシステムを起動してバナージと激しい戦闘を繰り広げる。ビスト家の末裔であるバナージと相討ちになることで箱にかけられた呪いから世界を守ろうとしていた。しかし、バナージからリディ自身もニュータイプであると指摘され暴走する。リディの放ったビームマグナムはネェル・アーガマを直撃しようとするが、クシャトリヤを操るマリーダに阻まれる。その後罪悪感に陥るが、マリーダの導きで再起する。最終決戦ではバナージと共にフロンタル勢と戦った。
ニュータイプを災厄のように忌み嫌い、自分自身がニュータイプである事も否定しようとしており、バナージと和解した後もその考えは変わらなかった。
オットー・ミタス
声 - 内田直哉
地球連邦軍ロンド・ベル隊の強襲揚陸艦ネェル・アーガマの艦長。大佐。45歳。練度不十分な艦の状況や、無策無謀な連邦軍上層部に振り回され、上層部に対する不満を募らせる現場クルーとの板挟みに頭を悩ませる典型的な中間管理職。最初のうちは艦の主導権をレイアム副長に奪われている頼りない指揮官という印象が否めなかったが、「箱」を巡る争乱の中で艦長としての器を得るようになる。
ミヒロ・オイワッケン
声 - 豊口めぐみ
地球連邦軍ロンド・ベル隊ネェル・アーガマのオペレーター。少尉。22歳。利発で快活な性格の女性。東洋系の血が流れており、ダークブラウンの髪と瞳を持つ。士官学校時代、低い身長へのコンプレックスをバネにするかのような奮闘ぶりから「チビ戦車(スモールタンク)」というあだ名を付けられた。リディに好意を寄せており、リディがMIA(戦闘中行方不明)と認定された時には落ち込む一面を見せることもあった。
レイアム・ボーリンネア
声 - 渡辺美佐
ネェル・アーガマの女性副長。中佐。40歳。確かな状況判断能力と決断力を持ち、大柄で寡黙な職業軍人という存在感を漂わせていることもあって、クルーからは「レイアム艦長、オットー副長」と呼ばれるまでになっている。一年戦争のソロモン攻略戦で夫を亡くし、地球に長男を残している。次第に「箱」を巡る争乱の中で貫禄と決断力を示すようになるオットーに好意を寄せるようになる。
ジョナ・ギブニー
声 - 斎藤志郎
ネェル・アーガマの整備兵で最古参。機付長。相手が士官でも平然と怒鳴りつける先任兵曹。髭面。ネオ・ジオンによるネェル・アーガマ占拠時には、艦を取り戻すために一計を案じるも、失敗。見せしめとしてフル・フロンタルに額を撃ち抜かれ死亡した。
ノーム・バシリコック
声 - 宮内敦士
地球連邦軍ロンド・ベル隊のMSパイロットでネェル・アーガマ艦載MS部隊の隊長。階級は少佐で搭乗機はリゼル。コールサインはロメオ1。
インダストリアル7内の戦闘において指揮を執ったのち、続く暗礁宙域でのシナンジュ迎撃戦においてリディら残存艦載機と共にフロンタルの駆るシナンジュと交戦。最終的にリディをかばう形でビームサーベルによる近接戦を敢行し、乗機を撃破され戦死した。
イアン
地球連邦軍ロンド・ベル隊のMSパイロットでネェル・アーガマ艦載MS部隊に属する。階級は大尉で搭乗機はリゼル。機体のコールサインはロメオ2で同部隊の中隊長を務めている。インダストリアル7内の戦闘においてクシャトリヤとの交戦時に撃墜され、戦死。
ホマレ
声 - 勝沼紀義
地球連邦軍ロンド・ベル隊のMSパイロットでネェル・アーガマ艦載MS部隊に属する。階級は中尉で搭乗機はリゼル。機体のコールサインはロメオ4。
インダストリアル7内の戦闘に参加後、暗礁宙域でのシナンジュ迎撃戦においてカタパルトからの発艦中にシナンジュのビームライフルによる狙撃を受け撃墜、戦死した。
マセキ・ダンバエフ
地球連邦軍ゼネラル・レビルの艦長。階級は大佐。
ソートン
ラー・カイラムMS隊隊長、中佐。ジェスタ(コードネームは「ユニフォーム1」)に搭乗。ソートン中隊にはナイジェル等トライスターを入れて6機。

エコーズ 編集

ダグザ・マックール
声 - 東地宏樹
「マンハンター(人狩り)」と呼ばれる地球連邦軍特殊部隊「エコーズ」の920隊司令。中佐。「箱」のネオ・ジオンへの譲渡阻止および奪取の指令を受け、ネェル・アーガマに乗艦する。非人道的任務や戦いに巻き込まれる少年達の姿に良心の呵責を感じることもあるが、そうした感情はおくびにも見せないプロの軍人。バナージに人の心の大切さを説く。首相官邸ラプラスの残骸における調査では、ユニコーンにバナージと同乗して出動、それに続く戦闘ではユニコーンを降りてバナージを助けるが、シナンジュのビームアックスに焼かれ戦死する。38歳。
コンロイ・ハーゲンゼン
声 - 三宅健太
エコーズ920隊の副司令でダグザの片腕的存在。階級は少佐。ダグザの死後はエコーズ920隊の指揮を執る。物語の終局、ミネバの放送を守るため部下と共に尽力する。
ナシリ・ラザー
ダグザとは腐れ縁のエコーズ729隊司令。中佐。
シナンジュ襲撃後に援軍としてネェル・アーガマに派遣されダグザら920隊と合流、パラオ攻略戦にて長距離支援装備を施したロトに搭乗し、作戦に参加。
スタークジェガンのピンポイントでのミサイル攻撃を行うため、レーザー誘導を担当したが作戦中にフロンタルの駆るシナンジュの襲撃を受け、乗機と運命を共にした。43歳。
ギャリティ
エコーズに所属するダグザの部下。階級は大尉。チーム・アルファのリーダー。

トライスター 編集

ロンド・ベルのエースパイロット3人で構成される「ロンド・ベルの三連星」。独特な連携攻撃で訓練記録を塗り替え名を広めた。本来ならUC計画のテストパイロットになる予定だったが、計画が中断し支援用量産機ジェスタに搭乗することになった。

ナイジェル・ギャレット
ラー・カイラムMS部隊構成員、大尉、27歳。長めの前髪、落ち着いた眼光、クールな優男といった印象。自身のスキルに絶大な自信を持つ傲慢さも見受けられる。ロンド・ベル三連星の隊長。ジェスタ(コードネームは「ユニフォーム7」)に搭乗。パーソナルマークは三つの星形を矢で射抜いたもの。紆余曲折を経てバナージ及びリディと共闘し、最後の戦場にも赴いた。ダリル、ワッツとの完璧な連携による攻撃は、フロンタルをも本気に追い込むほどのものである。
ダリル・マッギネス
ロンド・ベルの三連星の一人、中尉。ポリネシアン系の浅黒い肌、縮れた髪、飄々とした雰囲気。ワッツとはまた違った険がある。ジェスタ(コードネームは「ユニフォーム8」)に搭乗。ナイジェルと共に、最後まで生き残る。
ワッツ・ステップニー
ロンド・ベルの三連星の一人、中尉。丸顔に寸胴といった風貌。自分を飾らず、ナイジェルとは対照的。単細胞で血の気も三連星一らしく、いきなりリディに挑みかかった張本人。ジェスタ(コードネームは「ユニフォーム9」)に搭乗。ジオンの三連星のガイア同様、リディに踏み台にされる。
終盤ではジェスタ・キャノンに搭乗し、アンジェロのローゼン・ズールに果敢に挑むも返り討ちに遭い、トライスター唯一の戦死者となる。

地球連邦政府 編集

ジョルジュ・マーセナス
地球連邦政府の第3代首相で、リカルドの子。ラプラス事件の首謀者の1人とされている。名前のみ登場。
ジョン・バウアー
ロンド・ベル創設の音頭を取った国防族議員のひとり。国防委員会の重鎮であり、アナハイム・エレトロニクスとの関係も深い。移民問題評議会にも名を連ねている。映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』にも名前のみ登場していた人物。
パトリック・マーセナス
ローナンの娘シンシアの夫で、婿養子。リディの義兄。ローナンの秘書を務める一方で地元後援会との結びつきを強め、政界進出に備えている。スポーツマン然とした好人物だが、マーセナス家においては外様の悲哀を体現する。ホワイトベース戦記を愛読し、「軟弱者のカイ」の大ファンという。
ムーア
宇宙世紀0096年時の地球連邦法相[6]
リカルド・マーセナス
声 - 有本欽隆
地球連邦政府の初代首相リベラル派とされている。アメリカ生まれだが、ドイツ、フランス、アジアなど様々な国を転々として育ってきた。また、30以上の国の血が交じり合っているという出自から連邦の初代首相に選ばれた。西暦から宇宙世紀の節目に起きたテロ(ラプラス事件)により死亡する。このテロの首謀者は、リベラル派の彼を嫌った何者かとも、「分離主義者」の一派ともいわれているが、実行犯であるサイアムらもその雇い主の正体は知らなかった。
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リディ・マーセナスの父親。地球連邦政府中央議会の大物議員。移民問題評議会議長で国防方面にも顔が利く。今では保守系の大物と目されているが、若かりし頃は中央官僚や政治家たちに地球環境の悪化を思い知らせるために敢えて砂漠化の進むダカールへの遷都を推進した理想家だった。ラプラスの箱の呪縛に囚われたマーセナス家の長として家を飛び出し軍人の道を歩む息子リディを静かに見守っていた。だが、運命の皮肉はリディを箱を巡る陰謀に巻き込んでおり、あまつさえジオンの姫であるミネバを伴って現れたことでひた隠しにしてきた箱とマーセナス家の秘密を打ち明けることとなる。箱を巡る事件収拾のためブライトを抱き込むが、ダカールの惨劇の黒幕に仕立てるというマーサの恫喝に屈し、ミネバの引き渡しに応ずる。箱を巡る事件がビスト財団の隠蔽により闇に葬られることを恐れ、マスコミではなくカイ・シデンに情報のリークを要請するが交渉は物別れとなった。52歳。

ビスト一族/ビスト財団 編集

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声 - 永井一郎
中近東に位置する小国で生まれた男性。宇宙移民政策による社会の歪みと生活苦からテロリストとなり、宇宙世紀元年にラプラス破壊に関わった。その際に何億分の一の偶然で「ラプラスの箱」を入手、その後裏社会のパイプと「箱」を利用してのしあがり、やがてビスト家の婿養子となってビスト財団を築き上げる。冷凍睡眠により宇宙世紀0096年においても100歳以上の長寿で生きながらえている。停滞する世界の変革のため、長らく封印されてきた「箱」の解放を目論む。事件の当事者であり目撃者。物語を締めくくるキーパーソンである。
物語の終盤、バナージとオードリー(ミネバ)に「ラプラスの箱」を託すと、メガラニカがコロニービルダーから航宙戦艦に変形を開始すると同時に自身の生命維持装置が切れるように事前にセットしてあり、自身の長き生涯を終えた。
OVA版において、声優に永井一郎を起用することにより、ファーストガンダムにおけるナレーションはこのサイアムによる物という意味を含ませている[7]
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声 - 菅生隆之
サイアム・ビストの孫にしてビスト家の2代目当主。学生時代に地球連邦宇宙軍に入隊し、戦闘機のパイロットになった。主人公バナージの実父であるが、妻(バナージの母で、名前はアンナ・リンクス)と別れて以降は長らく2人と会うことはなかった。
前当主の祖父サイアムの意思を汲み、「箱」をネオ・ジオンに引き渡そうとするが失敗、その後のインダストリアル7の混乱の中でアルベルトに銃撃される。死に際、偶然再会したバナージに人間の優しさと希望を見出し、破壊しようとしていたユニコーンガンダムを彼に託した後、自身は機外に出て格納庫内に入り込んだ爆炎に呑まれ、その生涯を閉じた。享年60歳。
アルベルト・ビスト
声 - 高木渉
カーディアスの息子の1人であり、ビスト一族の一員。バナージの異母兄に当たる。アナハイム・エレクトロニクス社の重役を務めている。「箱」の開放阻止のため、エコーズと共にネェル・アーガマに乗り込んできた。「箱」の道標たるユニコーンガンダムに並々ならぬ執着を見せる。バナージに激しい嫉妬心を抱き、憎悪を向ける。マーサの忠実な犬として動く臆病な小心者だったが、父殺しの後ろめたさと流転の運命は次第に彼を変貌させていく。命を救われた経緯からマリーダに思慕を感じるようになるが、マリーダは彼がバンシィを託したリディの手で殺されてしまう。その後、マリーダの導きでマーサと決別し、バナージに協力するようになる。33歳。
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声 - 塩田朋子
カーディアスの妹で、アナハイム・エレクトロニクスの創業者一族であるカーバイン家に嫁いだ。55歳。カーディアスの死後、ビスト財団の当主代行となる。妖艶な美貌を持ち、政治家的な気質と才覚を多分に擁した人物であり、嫁ぎ先において辣腕を振るっている傑物。その手腕は連邦軍上層部をも動かすほどである。「箱」の取り扱いについてサイアム、カーディアスの2人と対立しており、インダストリアル7の襲撃も彼女の意向が働いていると見られる。アルベルトをネェル・アーガマへ送り込んだ張本人。事件を隠蔽するため、コロニーレーザーを使いインダストリアル7もろとも箱と箱の秘密を知った人々を消滅させようと目論見るが果たせず、連邦軍に身柄を拘束された。
ガエル・チャン
声 - 青山穣
カーディアスの秘書。元連邦軍人。禿頭の屈強な男性であり、カーディアスの死後はその仇であるマーサやアルベルトを狙うためにガランシェール隊と共闘するが失敗、負傷してネェル・アーガマに収容された。その後、カーディアスの後継者であるバナージを見出したことからネェル・アーガマに協力することになる。
物語の終盤、ビスト邸からユニコーンガンダムに移動するバナージを襲撃してきたフル・フロンタルのシナンジュからバナージを護る為に奮戦するが、シナンジュのビームライフルから発射されたビームの直撃を受けて死亡した。
エレン
アルベルトの母[8]
ジュスト
コロニー公社副総裁。マーサ・ビスト・カーバインの叔父[9]

袖付き(ネオ・ジオン残党軍) 編集

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声 - 池田秀一
宇宙世紀0096時点におけるネオ・ジオン軍の首魁。大佐(正式な階級かは不明)と呼ばれる。「赤い彗星の再来」と呼ばれる仮面をつけた謎の男。「丸裸」を意味するその名とは裏腹に、謎めいた言動でバナージ達を翻弄する。赤いモビルスーツ・シナンジュを駆り、赤い彗星の名に恥じぬ神業的なモビルスーツの操縦や高いカリスマ性を持ってネオ・ジオン残党を糾合し、地球連邦軍とラプラスの箱を巡り争奪戦を繰り広げる。
素顔や口調はシャア・アズナブルに酷似しており、その声もシャアの記録映像を見たことのあるネェル・アーガマ艦長オットーをしてそっくりと言わしめる程。額にはシャアが一年戦争終盤アムロによってつけられた傷と同様の傷跡がある。一方でフロンタル本人はシャアを「敗北した人間」と呼び、そして自らを宇宙民の意志を受け入れる器と称する。
あらゆる点でシャアを彷彿させるキャラクターであるが、原作者福井晴敏いわく、「大人っていうことをものすごく自覚的に武器にして使ってくる男」であり、「大人をやっているつもりだけど、どこか青臭さを残していたシャア」よりも遥かにしたたかなキャラであるとのこと[10]
ラプラスの箱を奪取して連邦との取引材料に用い、ジオン共和国の自治権放棄を延期する間に外交を駆使して「コロニー共栄圏」(または「サイド共栄圏」)構想を推し進めようと目論む。
アニメでの声優は、シャアと声が酷似しているという設定から、かつてシャアの声優を務めた池田秀一が担当している。
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声 - 柿原徹也
ネオ・ジオンのMSパイロット。大尉。19歳。フロンタル親衛隊隊長で彼に心酔しており、ミネバからも「危険な男」と称される存在。シナンジュとの連携を前提にカスタムされた専用ギラ・ズールを駆る。物語中盤からはズール系のフレームにシナンジュの予備パーツを使用して建造されたカスタムモビルスーツ、ローゼン・ズールに搭乗する。ラプラスの箱争奪戦でバナージと対峙する度にユニコーンの攻撃で仲間を失い、バナージに執着を見せるフロンタルの態度から、バナージ個人を憎悪するようになる。
幼少の頃はジンネマン一家と同じくサイド3の都市グローブに住んでおり、野獣と化した連邦兵により父を惨殺され、母を犯された過去を持つ。母と共に辛うじて生き残るが、母は精神を打ち砕かれてしまう。その後母の再婚相手に共に引き取られるが、その相手はアンジェロ目当てであり、毎晩のように性的虐待を加えられる。アンジェロは母の療養のために耐えたが、母も後に自殺。虚無感に陥り養家を出奔、自暴自棄から男娼として客を取っていた。フロンタルに助けられ、以後は彼を盲信する。
セルジ
声 - 早志勇紀
ネオ・ジオンのMSパイロット。少尉。フロンタル親衛隊に所属するアンジェロの部下。ギラ・ズールに搭乗。
ネェル・アーガマへの初攻撃時にアンジェロ、キュアロンらと共にフロンタルの部隊に参加。アンジェロらと共に後方警戒の任についていたがユニコーンガンダムのビームマグナムの流れ弾に巻き込まれる形で撃墜され、戦死した。
ガンダムエース増刊『ガンダムユニコーンエースvol.1』には白石琴似による彼が主人公の漫画が掲載されている。
キュアロン
ネオ・ジオンのMSパイロット。中尉。フロンタル親衛隊に所属するアンジェロの部下。ギラ・ズールに搭乗。
首相官邸ラプラスの残骸における低軌道上での戦いにおいてアンジェロと共にバナージが駆るユニコーンガンダムと交戦。連携攻撃で追い詰めるも背後から接近戦を挑んだ際、ビームトンファーの不意打ちを受けて被撃墜、戦死した。
ヒル・ドーソン
声 - 梅津秀行
ネオ・ジオン旗艦レウルーラ艦長。大佐。
ペペ・メンゲナン
パラオの総督。浅黒い顔、脂肪を蓄えた巨体、トーガ風の衣装、成金趣味。ジオン信奉者。
先祖はアステロイド・ベルトの開拓に生涯を費やした。宇宙放射線病で早くに父を亡くし、母や兄弟達と貧困に窮したが、労働組合の代表に就任。劣悪な労働環境の改善に努める一方、デモやストライキを煽動し政財界に自分の存在をアピールすることに成功。
戦時中には艦艇修理で財をなしたベルガミノ一族と関係が深く、サイド6政府との腐れ縁もある。
ヨンム・カークス
元ジオン公国軍のMSパイロット。少佐。50歳。旧式機であるザクI・スナイパータイプに搭乗。
一年戦争時のジオン公国軍の残党でニューギニアに部下らと身を潜めていたがユニコーンガンダム奪取のためにジンネマンらから協力を申し出され、部下らと共に旧式のMS部隊を率いてユニコーンガンダムが収容されたトリントン基地襲撃を行う。
基地守備隊のMSをビームスナイパーライフルによって次々に仕留めるも、後に出撃したマリーダが駆るバンシィよりビームマグナムの直撃を受け、乗機共々蒸発した。
キャンドル
元ジオン公国軍のMSパイロットでカークスの部下。中尉。30代後半。旧式機であるザクキャノンに搭乗。
カークスらと共にトリントン基地を襲撃。基地守備隊のMS相手に善戦するも、後に出撃したマリーダが駆るバンシィにビームサーベルで機体を両断され、戦死。
テンプレート:Visible anchor
声 - 手塚秀彰
「袖付き」と呼ばれる反連邦組織に属する偽装貨物船ガランシェールの船長。大尉。52歳。ヤクザな雰囲気を漂わせる、一年戦争以前からジオン軍に所属する歴戦の勇士。部下からは「キャプテン」と呼ばれ慕われている。
一年戦争においてはアフリカ戦線で終戦を迎え、捕虜生活を余儀なくされる。その頃、妻子の暮らすサイド3の都市グローブは連邦占領軍による殺戮と陵辱により公衆便所と化していた。拭えぬ憎しみから復讐心の虜となり収容所時代の部下たちと共に軍人として戦い続け、陵辱の記録であるグローブのビデオを取引する闇ルートを虱つぶしに壊滅させていたが、その過程である少女と出会う。傷ついた彼女の庇護者となり、亡くなった実娘の名マリィを与えたものの、愛する者を再び奪われることへの恐怖と悔恨から「マリーダ・クルス」という忠実な部下として扱ってきた。第一次ネオ・ジオン抗争以後はジオンの姫様であるミネバを守る役割を与えられ、時には彼女の意向を無視してでもその身を守り続けた。
「ラプラスの箱」の受取人としてインダストリアル7に赴くが、取引きは失敗。その後は箱を巡る争いに関わることになる。パラオ攻略戦で捕虜となったマリーダを、ガランシェールにやってきたガエル・チャンと共に奪回しようとするが失敗、母艦への帰還が不可能となったユニコーンガンダムとバナージを回収し、共に地球へ降下することとなる。対立や葛藤を乗り越えて父子にも似た感情を共有するようになった二人は命懸けでマリーダを救出し、ガランシェールで地球を離れる。
生き残ったクルーとともにかつての敵艦ネェル・アーガマに身を寄せ、バナージとオードリーに協力するようになったかに見えたが、根深い対立を乗り越えるには至らず、隙をついてネェル・アーガマを占拠し、ジオン共和国軍とフロンタルを受け入れる。しかし、明らかになったフロンタルの真意に落胆させられ、ミネバの導きによりネェル・アーガマクルーによる艦の奪回を黙認。死を決意し、旧知のガエルに引導を頼むが断られる。その後は自失していたが、マリーダが放ったメッセージを受けて再起。マリーダの死後、ミネバの放送を守る為に航宙戦艦メガラニカの艦長に就任する。
テンプレート:Visible anchor
声 - 甲斐田裕子
「袖付き」のガランシェールに搭載されているMSクシャトリヤの女性パイロット。中尉。18歳。長い栗色の髪と蒼い目を持ち、強靭な肉体と鋭い洞察力を持つ強化人間。船長のジンネマンを「マスター」と呼び、彼の命令には忠実に従う。『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場したエルピー・プルのクローン(プルトゥエルブ)である。
第一次ネオ・ジオン抗争後に娼館へ売られ、以後数年間娼婦として客を取らされ続ける。後にジンネマンに保護されるが、その身体は妊娠・堕胎・客の倒錯行為により著しく消耗しており、女性としての機能も破壊されていた。
パラオ攻略戦でユニコーンを駆るバナージと対峙、NT-Dを発動したユニコーンに自機のファンネルのコントロールを奪われ撃墜寸前に追い込まれるが、すんでの所で2人は精神感応を起こし意識を共有。バナージは攻撃を停止し、クシャトリヤと共にネェル・アーガマに収容された。
その後、重力下で評価試験を受けていたバンシィの検体となるべくビスト財団により地球に移送されることになるが、途中ガエルの襲撃を受けたアルベルトを庇い、彼に思いを寄せられる。地球降下後はオーガスタ研究所で「光(母性)を奪ったガンダムへの憎しみ」からバナージとユニコーンを敵視する刷り込み調整を受け、アルベルトをマスターとしてバンシィを駆ることとなり、ダカールの戦闘で消耗していたバナージを倒してユニコーンの捕獲に成功する。その後はラー・カイラムと共にトリントン基地へ移動するが、トリントン襲撃の隙をついて脱走したユニコーンとガルダ輸送機上で再び交戦。ジンネマンの再三の説得やバナージとの交戦で精神に変調を来たし暴走し、サイコフレームの共鳴現象から発生するサイコフィールドによりガルダをズタズタに破壊する。ガルダ格納庫での死闘で憎むべき存在であるはずのガンダムを自ら操っていることに気づいてしまい、意識を消失する。
バナージとジンネマンにより救出され、ネェルアーガマに収容されハサンの治療を受けるが意識は回復しなかった。しかしガランシェール隊によるネェル・アーガマ強奪と、フロンタルの脅迫で危機に陥ったミネバの求めで覚醒し、ミネバと共にクシャトリヤを起動させてバナージの窮地を救い、ジオン軍人としての復讐心とフロンタルへの落胆の板挟みで思考停止に陥っていたジンネマンを救う。ユニコーンとともに戦線を張り、ネオ・ジオン艦隊を一蹴。ボロボロの機体でフロンタルをも退けた。しかし、混乱したリディのバンシィがネェル・アーガマに放ったビームを身を挺して防ぎ死亡した。散り際の彼女の意思はバナージ、ミネバ、ジンネマンだけでなく、リディにも影響を与え再起を促した。
サボア
声 - 西凜太朗
偽装貨物船ガランシェールのギラ・ズールのパイロット。ガランシェールのMSパイロットの中ではルーキー的な扱いをされている。
インダストリアル7襲撃の際、単機で宙域の監視活動を行っていた。そこでロンドベルのMS部隊と接触し、出会いがしらにリゼルを一機撃墜するも、数と機動性の差に翻弄され、ビームサーベルで乗機をズタズタにされた挙句に撃墜され死亡。なお、リゼル隊がこのような攻撃を行ったのは熱核反応炉の誘爆によってコロニーや周辺を航行中の船舶への損傷を避けるためであり、最後にビームライフルを放ったリゼルを隊長機が制止しようとしている。
ギルボア・サント
声 - チョー
ガランシェールの操舵手とギラ・ズールのパイロットを務める、ジンネマンの腹心的存在。30歳。妻と3人の子供を持っている。パラオではジンネマンの頼みでマリーダを居候させており、捕らえられたバナージの面倒も見ることになった。一年戦争の際に連邦軍の捕虜となるも、ジンネマンによって収容所から救出された過去を持つ。ダグザの死により暴走したバナージがガランシェールを撃とうとした際、バナージを止めるためギラ・ズールで体を張って阻止しようと試みるが果たせず、マグナムに貫かれ死亡する。アニメ版では、フル・フロンタルのシナンジュを庇いマグナムに貫かれ死亡する。
フラスト・スコール
声 - 小山力也
ガランシェールの乗組員で航行士を務める。27歳。ジンネマンとは捕虜生活からの古い仲である。
アレク
声 - 乃村健次
ガランシェールの乗組員で予備の操舵手。ギルボア死亡後にはガランシェールの操舵手を務めた。
ベッソン
声 - 坂詰貴之
ガランシェールの乗組員。トリントン基地への潜入作戦時にドダイ改に搭乗していたが撃墜され、戦死した。
クワニ、アイバン
ガランシェールのギラ・ズールのパイロット。
トムラ
ガランシェールのMS整備士。
テニスン・バゲット
テニスン艦隊司令。ルウム戦役にも参加。階級は大佐。
ガジュマル
テニスン艦隊所属のムサカ級グスコーを指揮。階級は中佐。

ガーベイ一族 編集

マハディ・ガーベイ
「ドバイの末裔」たるガーベイ一族の長。58歳。精悍な顔とギロリとした冷たい瞳、印象的な口髭が特徴。イスラム教徒。太陽光発電を基幹産業とする巨大企業「ガーベイ・エンタープライズ」の会長というのが表の顔である。
その裏では反連邦の志を掲げ、ジオンやネオ・ジオンのシンパとして活動を援助してきた。その見返りとしてネオ・ジオンが開発を断念したモビルアーマー、シャンブロの設計図を入手し、巨費を投じて完成させる。白人と白人社会を憎悪し、彼らの信ずる神を殺した連邦政府に復讐心をたぎらせ機会を狙っていた。
ダカールにおけるラプラスプログラムの発動に協力するためフロンタルに接触する。しかしこれはただの口実に過ぎず、白人社会の象徴たる連邦政府の首都ダカールの壊滅そのものが真の目的であった。3人の子とともにシャンブロに乗り込んで私怨による破壊と殺戮を繰り広げ、破壊する意味もない無関係なホテルの破壊をも実行させた。しかし、娘ロニが銃を手に止めようとしたためこれを射殺。リフレクタービットの防御力を失ったシャンブロはユニコーンとデルタプラスの一点突破攻撃により敢えなく撃破され、残りの子達と共に蒸発した。
ロニ・ガーベイ
マハディの娘。18歳。褐色の肌にウェーブのかかった黒髪、エメラルドの瞳を持つ美少女。ダカールを訪れたバナージとジンネマンの案内役となった。聡明でシニカル、体制に極めて批判的で父の思想に共鳴するところが大きいものの、子供好きで心根の優しい面も持つ。ユニコーンの乗り手であるバナージの真っ直ぐな感性に共鳴し、互いに好意を寄せあう。
しかし、彼女はモビルアーマー、シャンブロの守りの要であるリフレクタービットをサイコミュ制御するパイロットの1人でもあった。ラプラスプログラム発動のため、父や兄たちと共にダカールの街を火の海に変える。しかし、阿鼻叫喚の地獄絵図をサイコミュで受信し続けたことで、父への服従に耐えきれなくなり、殺戮に酔いしれる父を止めようとして逆に射殺されてしまう。彼女の遺志がバナージを導きシャンブロを止めさせた。
アッバス・ガーベイ
マハディの息子の一人。シャンブロの操縦担当。
ワリード・ガーベイ
マハディの息子の一人。シャンブロの索敵担当。

ジオン共和国 編集

ギリガン・ユースタス
ジオン共和国軍のMSパイロット。大尉。搭乗機はハイザック・カスタム。ジオン共和国の右翼政治団体「風の会」のメンバーの1人。
「風の会」の右翼思想を盲信しており、「風の会」からの情報を元に自分の属している訓練航海中の艦隊の一部を艦長らの判断を無視してネェル・アーガマ追跡に向かわせ、功績を得ようとするなど横暴な行為を働く。
L1ジャンクション近郊において「風の会」に属する仲間のパイロットらと共にネェル・アーガマとユニコーンガンダムを襲撃するが、パイロットとしての腕は経験不足からか、軍人ですらないバナージから素人呼ばわりされるほどである。
ネェル・アーガマに同乗していたジンネマンらの行動によってユニコーンを無力化し、一時的にネェル・アーガマを制圧するも奪回され、再度MSによる攻撃を行うが艦砲射撃を躊躇うホーギーを恫喝して攻撃を促そうとグルトップに接近、そこでネェル・アーガマのハイパー・メガ粒子砲の砲撃に巻き込まれて乗機ごと蒸発した。
ホーギー
ジオン共和国軍、ムサイ改級軽巡洋艦グルトップの艦長。
モナハン・バハロ
ジオン共和国の政治家。国防大臣を務める。一年戦争当時のジオン公国、戦後のジオン共和国で長期政権を実現していたダルシア・バハロ元首相の長男。44歳。表向きは父であるダルシア元首相時代から続く現共和国政府の親連邦路線を踏襲しているかのように振舞っているが、実際には共和国解体の阻止と地球孤立を狙ってネオ・ジオンへ非公式に接触。フル・フロンタルを送り込みネオ・ジオンの活性化を図った。
ジオン共和国の右翼政治団体「風の会」に影で出資しており、カーディアスとネオ・ジオンを引き合わせる仲介役に立ったのも彼である。
ネオ・ジオンに対し、共和国軍内の「風の会」を支持する一部将校を援軍として送る等の行為もしている。
但し、彼の行動はジオン共和国政府自体の方針である訳ではなく、政府閣僚である事を利用して個人的に企てている違法行為に過ぎない。共和国政府が彼の行動に感づいているかどうかは不明である。
また、フロンタルの正体をも知っているようだが、劇中では明言されなかった。

登場兵器 編集

アナハイム・エレクトロニクス
  • メガラニカ
スペース・コロニーの建造を行うための超巨大宇宙船で「コロニービルダー」にカテゴライズされる。その形状からカタツムリとも呼ばれる。インダストリアル7の建造を行っている。
ネオ・ジオン
  • ガランシェール
航宙貨物船。全長約120m、(アニメ版全長150m)最大貨物積載量500t超、搭載可能MS数は4機、0096年代には旧式にあたる。クルーは33人。三角錐状の船体をしている。宇宙だけでなく大気圏内の飛行能力も持ち、宇宙と地球を往復することも可能である。
表向きは「リバコーナ貨物」という民間の貨物会社の船舶とされているが、実際は「袖付き」の船舶でクシャトリヤやギラ・ズールなどのモビルスーツを搭載している。
ガーベイ・エンタープライズ
  • AMA-X7 シャンブロ

テンプレート:機動兵器

ガーベイ・エンタープライズ社が開発した水陸両用試作モビルアーマー。連邦海軍内で「海の亡霊(シーゴースト)」と呼ばれていた。正面からは扁平に潰れた菱形シルエット、三本の鋭い爪を備えた腕(もしくは前足)を持ち、その付け根から貝殻を思わせる丸みを帯びた装甲が張り出している。細長い流線型のボディ、上方からはスペードの形に見える先端部分は猛禽類の嘴を想起させる有機的な曲線、頭部と思わしき部分には単眼センサーを閃かせている。肩の装甲内に電磁流体誘導推進ユニット(MHD)を仕込んでおり、スリットから海水を吸い込み超伝導コイルで推進機関に誘導、引き入れた海水を加速して後方に噴射し推進する。この無音推進システムは初期のもので、パワー不足で使われなくなって久しいが、同機は更にミノフスキー・クラフト・エンジンを内蔵し、粒子を常時散布することでIフィールド力場を形成し、イオン化した海水を機体の保護膜とすることで潜航時の抵抗を大幅に低減、超静粛にして驚異的な機動力を獲得した。しかし、同機の真価は上陸したときに発揮されるとされている。管制は少人数パイロットで運用可能、コクピットブロックは前面の壁一面がスクリーンとなっており、その手前に操縦・索敵・防御を司るオペレーター席が並ぶ。コクピット後方の一段高いスペースは機長席となり、攻撃オペレートの役割も兼ね、非常時には一元操作も可能。


ここに記載されない登場兵器のうち、

組織 編集

ロンド・ベル
連邦宇宙軍の独立機動艦隊。特定の管轄地域を持たない有事即応の部隊で、命令系統も通常の部隊とは異にしている。
現在の司令はかつての名艦長ブライト・ノア。
エコーズ(ECOAS)
連邦宇宙軍特殊作戦群(Earth, COlony, ASteroidの略称。その心は"活動場所を選ばず")。ネオ・ジオン軍残党の摘発及び掃討を任務とする連邦軍の新設部隊。通称・マンハンター(人狩り)部隊。
袖付き
本作におけるネオ・ジオンの通称。使用するMSの腕部に装飾がほどこされているため、「袖付き」と呼称されている。
第二次ネオ・ジオン抗争の後、廃墟同然の資源小惑星で朽ち果てようとしていたネオ・ジオン軍の残党をフル・フロンタルがまとめ上げた。
ビスト財団
サイアム・ビストが興した巨大財閥。表向きは、地球の芸術品などの文化資産を環境の安定しているコロニーへ移送することを目的とした財団であるが、「ラプラスの箱」を秘匿する事で得た多大な影響力によって、連邦上層部との深い繋がりを持ち、アナハイム社を実質的に支配するなど、非常に強大な力を持つ。
アナハイム・エレクトロニクス社
地球圏最大規模のコングロマリット。ビスト財団から影響を受けつつも、箱の扱いに関してはマーサの意向などもあり財団と対立する。
風の会
ジオン共和国内部の右翼団体。国防大臣モナハン・バハロからの出資を受け、旧ジオン体制の復興を目論む。
会員数は千人から一万人とも言われており、決起の時に備えて遠洋航海の護衛任務に優先的に配備されている。
ルオ商会
グリプス戦役の際、エゥーゴやその支援組織カラバの活動に協力したニューホンコンの企業。
戦役から10年近くを経て実体・活動としてのエゥーゴが解散した今でも、エゥーゴに属していた人間やそのシンパの要請に応えて協力する事がある。

ラプラス戦争 編集

本作にて描かれた、宇宙世紀0096年に発生した一連の紛争を指す用語[11]である。ガーベイの暴走によるダカール襲撃によって甚大な被害が生じた事で、「袖付き」は単なるテロリスト集団ではなく名実共に新生ネオ・ジオンの後継勢力であるとの認識が持たれるようになり、地球連邦高官のジョン・バウアーの呼びかけで、第三次ネオ・ジオン戦争として認定される動きが出ている[12]

アニメ 編集

テンプレート:新製品

アニメ化決定までの経緯
2007年8月18日の「キャラホビ2007 C3×HOBBY」で、MGプラモデル発売告知とともにプロモーション映像が公開、9月26日には書店や量販店などでも公開され今後のアニメ化に期待が寄せられていた。そして、2009年4月、本作の単行本8巻および『ガンダムエース』2009年6月号にてアニメ化されることが正式発表され、同時に公式プレサイトが開設された。当初アニメ化は2009年冬の予定とされていたが、後に2010年春へと変更。アニメ化発表当初は公式サイトなどではメインキャラクターのヴィジュアルとアニメ版主要スタッフの紹介のみがなされ、媒体・キャストについては未発表であったが、2009年8月21日に1話50分、全6話のOVAとして隔月発売し、その他にも様々な形態で全世界に商品を展開する予定であることが発表[13]された。さらに翌日22日にはイベント「GUNDAM BIG EXPO」内で主要キャストも発表された。
第1巻劇場公開
2010年2月2日、300名限定で第1話のプレミア完成試写会を開催[14]2月6日には香港でもプレミア試写会が行われた[15]。その後同年2月12日には冒頭約7分間の本編映像が無料配信が開始。同年2月20日よりPS3およびPSPで利用可能なネットワークサービス「Playstation Store」で3日間視聴のレンタル方式で有料配信された。また同日より全国5都市8会場で2週間劇場公開もされ[16]、先着1万名限定でのBlu-ray Discの先行販売も行われている。DVD・BDは2010年3月12日より全6巻予定で随時リリース。年間2本ペースでの発売を予定している。
第1巻BD/DVD発売
2010年3月22日付けオリコン週間BDランキングで第1巻が約5万6000枚を売り上げ第1位となり、前週付けランキングで最高記録となった『サマーウォーズ』の5万4000枚を抜き、当時のアニメ作品最高記録を更新した。BD総合の発売初週売上記録も『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』(26.1万枚)に次いで、当時の歴代2位を記録[注 1]。更にDVD総合ランキングでも約3万枚で第1位となり、DVDとBD両メディアダブル首位となった[17][18]。初回出荷はBDが7万5000枚、DVDが3万5000枚の計11万枚[19]。2次出荷分も品薄が続き、2010年4月19日付のオリコン週間BDランキングでも0.9万枚を売り上げ再び総合第1位となった[20]。レンタル版は当初は2010年3月12日開始予定だったが延期され2010年7月23日よりレンタル開始が決定となった[21]
2010年11月1日-3日にはWOWOWでガンダム20作品集中放送が行われ、UC第1話もテレビ初放送された。
第2巻劇場公開
2010年8月13日-15日開催のライブイベント「赤の肖像 〜シャア、そしてフロンタルへ〜」で第2話の一部を最速上映。2010年10月15日にはバンダイチャンネル特設ページより期間限定で冒頭14分間が先行無料配信。2010年10月30日より全国8館で2週間限定劇場公開された。劇場限定版BDも5,000セット先行販売および「HGUC 1/144 ユニコーンガンダム(デストロイモード)劇場限定NT-DパールクリアVer」も劇場限定発売された。また同日よりPlaystation Storeでも有料配信される[22]。DVD・BDの一般発売は2010年11月12日である。
第2巻BD/DVD発売
2010年11月22日付けオリコン週間BDランキングで第2巻が前巻を超える8.1万枚を売り上げ第1位を獲得、ガンダム作品のBDでは史上最高の初動売り上げとなった[23]。またDVDの売り上げを含めると初動枚数は12万枚を突破している。
東京国際アニメフェア2011・第10回東京アニメアワードでは OVA部門作品賞を受賞している[24]
第1巻・第2巻“Zune”配信
これまで家庭用ゲーム機向けとしてPlaystation Storeで配信されてきたが、これに加え2011年3月5日よりXbox 360の映像配信サービス「Zune」でも配信されることが決定された。マイクロソフトではこれに合わせXbox.com上にスペシャルサイトを開設した[25]
第3巻劇場公開
2011年2月18日にバンダイチャンネルで冒頭8分を先行配信。2011年3月5日より全国10劇場で2週間限定イベント上映、来場者先着順で『機動戦士ガンダムUCバンデシネ』漫画冊子をプレゼント。また『HGUCシナンジュ 劇場限定レッドコメットスパークルVer.』及び劇場限定版Blu-rayを限定販売。また「Playstation Store」及びソニープレミアム映像配信サービス「Video On Demand powered by Qriocity」で有料配信。
第3巻BD/DVD発売
当初、BD/DVDは2011年3月18日発売予定だったが、Blu-rayの生産ラインの確保が困難であることを理由に4月7日に発売予定日が延期された[26]

スタッフ 編集

主題歌 編集

エンディングテーマ
流星のナミダ」(episode1)
作詞 - 田中秀典・中山豪次郎、作曲 - 中山豪次郎、歌 - CHiAKi KURiYAMA(レーベル:デフスターレコーズ
栗山千明の歌手デビュー曲。オリコン初登場チャートは第11位であった[27]。2010年4月7日より本編を再編集したアニメ・ミュージッククリップも有料配信された。
Everlasting」(episode2)
作詞 - 渡邊亜希子・Kylee、作曲 - Carlos K.、歌 - Kylee(レーベル:デフスターレコーズ)
Kyleeのサードシングル。USENでは発売前から問い合わせが多く、10月27日集計のUSENリクエストチャートで第2位を記録。またオリコン初登場チャートでも第10位を記録し、Kylee自身初のトップ10入りとなった[28]
merry-go-round」(episode3)
作詞 - 堂珍嘉邦・川畑要、作曲・編曲 - UTA、歌 - CHEMISTRY(レーベル:デフスターレコーズ)
2011年3月2日発売。
挿入歌
「Ego」(episode3)
作詞 - mpi、作曲・編曲 - 澤野弘之、歌 - 小林未郁

各話リスト 編集

巻数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督公開日 / 発売日
episode 1:ユニコーンの日むとうやすゆき古橋一浩古橋一浩
佐藤照雄
高橋久美子
玄馬宣彦
2010年2月20日公開(配信/劇場)
2010年3月12日発売(DVD/BD)
episode 2:赤い彗星村田和也
古橋一浩
村田和也千羽由利子
中田栄治
2010年10月30日公開(配信/劇場)
2010年11月12日発売(DVD/BD)
episode 3:ラプラスの亡霊古橋一浩
村田和也
玄馬宣彦
佐藤照雄
遠藤広隆
菱沼義仁
茂木信二郎
小林理
藤沢俊幸
堀内博之
2011年3月5日公開(配信/劇場)
2011年4月7日発売(DVD/BD)

episode1は、2010年11月にWOWOW、2011年2月27日にアニマックスにてTV放映された。

イベント上映
○は公開日に上映、●は公開日以降に上映、×は上映なし。
上映館 ep 1 ep 2 ep 3
新宿ピカデリー
TOHOシネマズ六本木ヒルズ
横浜ブルク13 ×
シネプレックス幕張
MOVIXさいたま
ミッドランドスクエア シネマ
なんばパークスシネマ
MOVIX京都 ×
札幌シネマフロンティア ×
福岡中洲大洋

DVD・BD 編集

  • 第1巻 2010年3月12日発売
BD - B002TZRF5M / DVD - B002TZRF6G
ガンダムシリーズのBDソフトとしては初めて「ドルビーTrueHD」5.1チャンネルサラウンドのフォーマットを採用した作品である[29]。またキュー・テック初のBD-Live対応作品であり、特別コンテンツ視聴が可能となっている[30]
  • 第2巻 2010年11月12日発売
BD - B003WJDWCO / DVD - B003WJDWD8
  • 第3巻 2011年4月7日発売

映像特典 編集

BD-Live機能により各巻で配信される映像特典。視聴にはインターネットに繋ぐ事ができるBDプレイヤーが必要となる。ダウンロード済みのコンテンツは配信終了となった後でもデータ削除しない限りは利用は可能となっている。

テンプレート:オリコン週間DVD総合チャート第1位 2010年

刊行一覧 編集

小説 編集

単行本は角川コミックス・エースより、文庫版は角川文庫および角川スニーカー文庫の二形態で刊行。

  1. ユニコーンの日(上) ISBN 978-4047139695 (2007年9月26日発行)
  2. ユニコーンの日(下) ISBN 978-4047139701 (2007年9月26日発行)
  3. 赤い彗星 ISBN 978-4047150034 (2007年12月26日発行)
  4. パラオ攻略戦 ISBN 978-4047150607 (2008年4月26日発行)
  5. ラプラスの亡霊 ISBN 978-4047150843 (2008年7月26日発行)
  6. 重力の井戸の底で ISBN 978-4047151123 (2008年10月25日発行)
  7. 黒いユニコーン ISBN 978-4047151437 (2008年12月24日発行)
  8. 宇宙と惑星と ISBN 978-4047152298 (2009年4月25日発行)
  9. 虹の彼方に(上) ISBN 978-4047152861 (2009年8月26日発行)
  10. 虹の彼方に(下) ISBN 978-4047152878 (2009年8月26日発行)

漫画 編集

作画は大森倖三による。

その他 編集

  • 機動戦士ガンダムUC パーフェクトガイド ISBN 978-4048543880 (2009年8月20日発行)
  • 機動戦士ガンダムUC アーカイブ 3D&設定資料集 ISBN 978-4048686778 (2010年6月発行)
  • 機動戦士ガンダムUC ビジュアルガイド episode1 ユニコーンの日 ISBN 978-4048545242 (2010年7月26日発行)
  • 機動戦士ガンダムUC ビジュアルガイド episode2 赤い彗星 ISBN 978-4048545679 (2010年11月26日発行)
  • 機動戦士ガンダムUC カトキハジメ メカニカルアーカイブス ISBN 978-4047153608 (2010年8月26日発行)

脚注 編集

  1. 「福井晴敏 スペシャルインタビュー」『IN★POCKET』2008年8月号
  2. 「【3】ユニークなガンプラの製造拠点「ホビーセンター」」『日経ビジネスオンライン』日経BP社、2008年6月19日付配信
  3. 正確にはそれぞれに設定されている発売日の関係上、角川文庫版が1週間前後早く書店店頭に並んでいる
  4. カバー背表紙面及び表紙、扉の書名の下には、小さい文字で「機動戦士ガンダムUC○」と明記されている(○には巻数が入る)。またカバー表紙面でもデザイン処理によってかなり目立たない形ではあるが「MOBILE SUIT GUNDAM UNICORN」の文字が入り、「機動戦士ガンダムUC-○○」(○○は巻数表記)の文字も帯に隠れる形で配されている。
  5. 機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)公式サイト、NEWA & RELEASE (2009-4-25). "「機動戦士ガンダムUC」アニメ化決定 !!". 2009年4月25日 閲覧。
  6. 9巻冒頭での移民問題評議会議員の会話中に、名前のみ登場。
  7. 月刊ニュータイプ」2009年10月号182ページ
  8. 名前については、小説版4巻でのマーサとアルベルトとの会話中にのみ登場。
  9. 小説版9巻において、マーサの思考の中に肩書きと名前のみ登場。父方か母方かは語られない。
  10. 機動戦士ガンダムUC.episode1:OVA―福井晴敏が語るeposode2―
  11. 第10巻の記述より。
  12. 第8巻の記述より。
  13. 福井晴敏原作「機動戦士ガンダムUC」、'10年春からBD化 - OVA。BD/DVDに加え、上映イベントや配信を全世界で - AV Watch 2009年8月21日
  14. 「機動戦士ガンダムUC」プレミア完成試写会の開催が決定! - 2009年12月25日 公式ガンダム情報ポータルサイト「GUNDAM.INFO」
  15. 機動戦士ガンダム UC 香港にてプレミア試写会決定! - 2010年1月27日 公式サイトより
  16. ガンダムUC:第1話をPS3、PSPで配信 2月20日から - 2009年12月16日 毎日jp
  17. 同一アニメ作品のダブル1位獲得は『コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01』(2008/9/1付)、『サマーウォーズ』(2010/3/15付)に続く3作目
  18. ガンダムUC:アニメ史上最高のBD販売 サマーウォーズを1週で更新 オリコン毎日jp 2010年3月17日
  19. オリコン BD・DVD ウィークリーランキングで売上数第1位 ガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』セルBlu-ray Discの初回出荷数7.5万枚の大ヒット! バンダイビジュアルプレスリリース(PDF) 2010年3月17日
  20. 「ガンダムUC」ブルーレイ第1巻、オリコン総合1位に返り咲き! 累積は7.8万枚にアキバ総研 2010年4月14日
  21. 『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』レンタル開始日決定!OCNアニメニュース 2010年4月28日
  22. 「機動戦士ガンダムUC」第2話、10月30日から劇場上映決定映画.com 2010年7月21日
  23. "「ガンダムUC」2巻がオリコンBDランキング首位獲得". AV Watch (2010-11-17). 2011-01-10 閲覧。
  24. 第10回東京アニメアワード受賞者決定!「けいおん!」「機動戦士ガンダムUC」などが受賞!日刊テラフォー 2011年3月2日
  25. 機動戦士ガンダムUC - Xbox.com日本マイクロソフト株式会社 2010年3月4日
  26. バンダイビジュアル、「機動戦士ガンダムUC episode 3 ラプラスの亡霊」BD/DVDの発売を延期 Phile-web 2011年1月7日
  27. 2010年03月第2週の邦楽シングルランキング情報 ORICON STYLE
  28. Kylee、自身初のオリコンTOP10入り!CDJournal.com ニュース 2010年11月1日
  29. DVDではドルビーデジタルの5.1チャンネルサラウンドである。
  30. 『ガンダムUC』の舞台裏 - BD-Liveの"キホンのキ”をキュー・テックで探る!ファイル・ウェブ 2010年4月6日
テンプレート:脚注ヘルプ
  1. 同年6月7日付の週間ランキングで、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.』が35.7万枚で、アニメ・BD総合の最高記録を更新。

関連項目 編集

外部リンク 編集

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